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ミンドゥン山の日が暮れる頃、のっぽのすすきが黄金色の群舞を舞う

ミンドゥン山の日が暮れる頃、のっぽのすすきが黄金色の群舞を舞う

Posted October. 12, 2013 03:51,   

秋の日差しを背にゆっくりと

一歩ずつ山を登れば

まぶしく輝く

66万平方メートル(約20万坪)の広大な稜線の上で

のっぽのすすきが銀色の波を打つ。

江原道旌善郡(カンウォンド・チョンソングン)のミンドゥン山(1119メートル)のすすき群落地。

風に乗ってサラサラと音を立てるすすきの群落が波のようだ。辛いことも忘れて鼻歌がひとりでに出てくる。

「あー、ウアクセ(すすき)が悲しげに泣く、秋なのか」

「ウアクセ」で知られているが、

歌手、高福壽(コ・ボクス)歌「片思い」の歌詞だ。

ウアクセは、オクセ(すすき)の「京畿(キョンギ)方言」。

ミンドゥン山の黄金色のすすきは

白頭大幹に沈むオレンジ色の陽によって

黄金色に衣替えをする。

登山客から感嘆の声がもれる。

ミンドゥン山は稜線が緩やかで、家族の登山コースとして人気だ。

山の頂上から眺めれば、東西南北に展開する咸白山(ハムベクサン)、チジャン山、可里旺山(カリワンサン)、白雲山(ペクウンサン)、太白山(テベクサン)。

どちらを見ても絶景だ。目の保養になる。

このように美しいところに

黄金色のすすきの群舞が隠れていた。

江原道旌善のミンドゥン山にて。