元ＰＧＡスターのウエストウッド、ツイッターでファンと攻防

元男子ゴルフの世界ランキング１位のリー・ウエストウッド（４０＝イングランド）はスタープレイヤーだが、苦い記憶を持っている。欧州ツアー２２回、米プロゴルフ（ＰＧＡ）ツアー２回など各種大会で３９回も優勝しているが、まだメジャー大会の優勝経験がない。

今年の全英オープンでも第３ラウンドまでトップを手放さなかったが、最終ラウンドでフィル・ミケルソン（米国）に逆転を許した。

今月１１日に終わった、今季最後のメジャー大会であるＰＧＡチャンピオンシップでは、最終日に６オーバーと振るわず、３３位タイで大会を終えた。

そして翌日。彼はツイッターで爆発してしまった。１３日付の英紙デイリー・メールによると、あるファンがツイッターに書いた「パットの打ち方から学べ」という言葉に怒りを露にしたという。ウエストウッドが「あなたは人生をまず学べ」と打ち返すと、他のファンまで加わり非難が殺到した。これに対して、ウエストウッドは、あらゆる暴言と乱暴な表現を使ってしばらくツイッターでファンと攻防を繰り広げた。

波紋が広がると、ウエストウッドは数時間後に、「スポンサーと真のフォロワーたちに心からのお詫びを申し上げる。あってはならないことだった」と謝罪した。

ウエストウッドは、今年初め、ＳＮＳ活動を辞めると宣言した。良い言葉よりは悪い言葉が溢れるから、というのが理由だった。しかし、また再開したＳＮＳのために糾弾される騒ぎとなった。