SKグループが中国最大の国営石油企業のシノペックと推進してきた湖北省武漢市の石油化学工場合弁プロジェクトが7年ぶりに実を結んだ。
SKイノベーションは、子会社のSK総合化学とシノペックが28日、中国北京釣魚臺で「武漢エチレン合弁法人」の設立契約を結んだと発表した。持分はSK総合化学が35%、シノペックが65%を持つことになる。この工場には韓中石油化学合弁プロジェクトの中で最大規模の3兆3000億ウォンが投入された。
同日、締結式には具滋栄(ク・ジャヨン)SKイノベーション副会長、車和ヨプ(チャ・ファヨプ)SK総合化学社長、王天普シノペック総経理など、両社の経営陣や尹相直(ユン・サンジク)産業通商資源部長官らが出席した。
SK総合化学は、武漢石油化学工場プロジェクトに参加する案を06年4月初めて検討した。11年5月には中国政府に合弁法人の参加を公式申請し、先月、最終承認を受けた。この過程で工場が先に建てられた。シノペックは武漢市294万平方メートル(約89万坪)用地にナフサ分解設備(NCC)を備えた工場を最近完工した。
両社は新しい合弁法人の資本金を1兆1800億ウォン規模に策定している。工場建設に投入された3兆3000億ウォンの中で、残りの2兆1200億ウォンは負債に回し、両社が持分に応じて負担することにした。
武漢工場は、早ければ7月末から商業稼動に突入し、エチレン80万、ポリエチレン(PE)60万トン、ポリプロピレン(PP)40万トンを含めて年間250万トンの石油化学製品を生産することになる。
原油精製の過程で発生するナフサを分解して作るエチレンは、PEとポリ塩化ビニール(PVC)などを作る時に使われる石油化学製品の基礎原料だ。
SK総合化学の関係者は、「SKは中東の他に、アジア地域で中国エチレン事業に進出した初の外国企業になった」とし、「今後、国内中小企業との同伴進出など付帯効果も期待される」と話した。SKは、今度の武漢プロジェクトが成功したのを機に、中国へもちろん、グローバル市場への攻略にも拍車を掛ける計画だ。






