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[オピニオン]私製爆弾の進化

Posted April. 19, 2013 05:59,   

2010年4月、アフガニスタン内のバグラム米軍基地で従軍記者として、取材した時に踏んだ耐地雷・伏撃防護車両(MRAP)は一種の生命の盾だった。どこで爆発するか分からない即席爆発装置(IED)で多くの米軍を失った米国防総省は、湾岸戦争のアイコンである高機動多用途装輪車両「ハンヴィー」をMRAPに換えた。1台50万ドルのこの車両は、地面で爆発する爆発物から搭乗者を保護することが目的だ。車両の重さは17トンで1つのドアの重さが160キロを超える。

◆IEDは、テロとの戦いで米軍や連合軍の死傷者を量産する主犯だ。戦死者3人に2人がIEDの犠牲者だ。英国と米国は第2次世界大戦の時、第3世界の抵抗勢力を支援するために爆弾製作法を伝授したとされる。最近では、道路の境界石、子どものオモチャ、動物の死骸を使うなど進化のスピードも速い。圧倒的な軍事力を持つ相手を苦しめるための最高の兵器とされる。

◆ボストンのマラソン大会のテロに使われた「圧力鍋爆弾」は、1990年代から国際テロ組織や個人のテロリストが度々使った私製爆弾だ。2010年にイエメン地域のアルカイダが発行するオンライン雑誌が「台所で爆弾を作る方法」を紹介して知られることになった。コメではなく硝酸アンモニウムやRDX(高性能爆薬)、ボールベアリングや釘などを入れ、携帯電話などを雷管にすればいい。100〜200ドル程度で簡単に作ることができる大量破壊兵器(WMD)というわけだ。

◆米ロサンゼルスでは、駐車場に捨てられた圧力鍋のために爆発物処理班が出動し、地元の放送局がヘリコプターを飛ばす騒動が起こった。「電子炊飯ジャー大国」の韓国でも起こりそうなことだ。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が絶対に南への侵略できない理由が1つ追加されたという笑い話がある。あちこちに「部隊(プデ)」チゲ、「テポチプ(立ち飲みや)」、通りには「弾丸」タクシー、各家は「核」家族で、あちこちで「爆弾」酒を作る韓国が、今や「圧力鍋」武装までしたということだ。

ハ・テウォン論説委員 triplets@donga.com