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「産業中年」大韓民国の新たな心臓が動く

Posted February. 19, 2013 03:11,   

三星(サムスン)電子は1974年に半導体、1988年には携帯電話事業を始めた。現代(ヒョンデ)自動車が自動車を作り始めたのは1968年だ。SKの石油化学(1962年)、LG電子のテレビ(1966年)、現代重工業の船舶(1972年)も1960、70年代に始まった。

これら国内主要企業の6種の看板事業の平均年齢は41.3歳。人にたとえると、不惑(本厄)を越えたわけだ。これまで韓国経済の成長をけん引しているが、世代交代への投資が足りず韓国経済の成長動力が弱くなるのではないかという懸念が出ている。

三星経済研究所は最近の報告書で、「6つの産業が成長低迷、競争深化、新リスクの3重苦に悩まされている」とし、「韓国経済が成長の壁にぶつかった」と診断した。

国内主要企業は今後韓国経済を担う新事業を意欲的に推進している。本紙の産業部は、「大韓民国の新たな心臓」の役割をする主要企業の現場を訪れて、未来成長の方向を探った。

三星電子の中核研究開発(R&D)スタッフらは超大型の85インチ超高画質(UHD)テレビを開発して、先月米ラスベガス消費者家電展示会「CES2013」で参加者の注目を集めた。世界の大手自動車メーカー「トップ5」の現代自動車は、今年世界で初めて「夢の自動車」の水素燃料電池車の量産に挑戦する。「携帯電話の名家」と名乗るLG電子は、ロング・ターム・エボリューション(LTE)技術を基盤に音声通話に絵などを一緒に転送するサービスを世界で初めて商用化するために努力している。現代重工業はソウルの真ん中の鐘路区寿松洞(チョンログ・スソンドン)に「海洋エンジニアリングセンター」を建てて次世代海洋プラントに死活をかけた。



nex@donga.com