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李大統領「政権崩壊前の北朝鮮の核放棄は期待できぬ」

李大統領「政権崩壊前の北朝鮮の核放棄は期待できぬ」

Posted February. 16, 2013 03:31,   

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李明博(イ・ミョンバク)大統領は15日、「北朝鮮政権との交渉や対話で核を放棄させることはできず、(北朝鮮)政権が変化して崩壊する前に核の放棄を期待することもできない」と述べた。

李大統領は同日、大統領府で開かれた国民元老会との昼食懇談会で、「旧ソ連のスターリン政権は30年余り続いたが、北朝鮮(政権)は60年間だ」としてこのように述べた。これは、北朝鮮の核実験で高まった核危機の解決策として、「レジーム・チェンジ(政権交代)」などの北朝鮮の急変事態に備えた統一戦略を提示したことを意味したものとして注目される。

また李大統領は、「政府が期待しているのは、北朝鮮政権でなくても北朝鮮住民は変化させられるということだ」とし、「韓米日が協力して中国を説得し、北朝鮮の核放棄に向けた努力をしているが、これよりも北朝鮮住民の変化スピードが速い可能性がある」と述べた。さらに「金正恩(キム・ジョンウン)第1書記は(最近)『針が落ちる音にまで耳を澄ませて反動分子を探し出せ』と言っているほど住民の取締りにやっけになっているという。これからは総合的な(北朝鮮)戦略を立てなければならない」と付け加えた。



ddr@donga.com