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ソウル市の全バスに「時速80キロの制限装置」を装着

ソウル市の全バスに「時速80キロの制限装置」を装着

Posted February. 05, 2013 08:12,   

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自営業者のソン某さん(34、女)は通勤時にタクシーやバスの乱暴な運転のため、冷や汗をかくことが一度や二度ではない。ソンさんは、「ウィンカー(方向指示灯)を出さずに強引に割り込んでくるタクシーのために運転することがストレスだ」と訴えた。市民の足である大衆交通。しかし、一部の運転士の乱暴な運転や不親切なサービスのため、ストレスを感じる市民も多い。

ソウル市内の大衆交通運行の主役が本紙の年中企画「エンジンを切れ!反則運転」キャンペーンに呼応して、一堂に会して安全運行およびサービス向上を誓う協約を結んだ。

4日、ソウル市庁西小門(ソソムン)別館の会議室で開かれた協約式には、ユン・ジュンビョン・ソウル市都市交通本部長やユ・ハンチョル・ソウル市バス運送事業組合理事長、コン・ギボクソウル市マウルバス運送事業組合専務、リュ・グンジュンソウル市バス労組委員長、キム・ヨンハン・ソウル京畿(キョンギ)地域マウルバス労組委員長、カン・シンピョ全国タクシー労組ソウル本部長、チョン・ジグ民主タクシー労組ソウル本部長が参加した。

タクシー業界の労使は協約を通じて、△交差路での数珠繋ぎ、割り込み△信号・停止線違反△運転中に携帯電話の使用およびデジタル・マルチ・メディア放送(DMB)視聴などをしないと宣言した。バス業界も△信号違反・急出発・急停車など乱暴運転△運行中の携帯電話の使用などをしないと誓った。

市は今月末までバスの全車種に車両速度を時速80キロに制限する装置を設置する。また運輸従事者らを対象に安全および親切教育も実施することを決定した。タクシー業界への財政支援時には乗車拒否や不当料金申告件数、遵法運行の有無などを評価して反映する。

ソウル市のユン本部長は、「本紙が『エンジンを切れ!反則運転』企画シリーズを通じて指摘したように、安全な交通文化の定着のためには、大衆交通の努力が必要だ」とし、「安全で親切な運行とサービスで大衆交通が反則運転の主犯格という汚名を晴らそう」と訴えた。



pjw@donga.com