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潘基文国連事務総長、3月の訪朝を推進

Posted January. 04, 2013 05:26,   

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潘基文(バン・キムン)国連事務総長(写真)が韓半島平和増進策などを話し合うため、今年3月に北朝鮮を訪問する方向で積極的に推進していることが確認された。潘総長の訪朝が予定通り実現する場合、国連事務総長としては史上初の訪朝である上、その時期が朴槿恵(パク・クンヘ)政権の発足直後であるため、南北関係や韓半島情勢にどのような影響を与えるか注目される。

姜雲太(カン・ウンテ)光州(クァンジュ)市長は最近、本紙とのインタビューで、「潘総長が、15年光州で開かれる夏季ユニバーシアード大会に南北が統一チームを構成して参加する案などを協議するため、3月ごろ、北朝鮮を訪問する予定だと聞いている」と話した。姜市長は、「潘総長の訪朝は、『国際総合スポーツ大会史上初の南北統一チームの構成が韓半島の緊張緩和はもちろん、世界平和にも貢献する』という判断に基づくものだ」と加えた。

これに関連し、政府高官は「潘総長の具体的な訪朝時期について確認することはできないが、潘総長が訪朝への強い意志を持っていて、実際、訪朝を引き続き推進してきたのは事実だ」と話した。

姜市長は、「国連が南北統一チームの構成に向けて積極的な仲裁と支援に乗り出すと約束した」とし、「潘総長の訪朝に先立って、ウィルフレッド・レムケ国連事務総長スポーツ特別補佐官が今月中に訪朝し、北朝鮮側と関連協議を進める予定だ」と話した。国連スポーツ開発平和事務局(UNOSDP)は、昨年7月、光州夏季ユニバーシアード大会組織委員会と共同プロジェクト協約を締結した。

潘総長の訪朝が実現すれば、国連事務総長としては初の訪朝となる。氏は、金正恩(キム・ジョンウン)労働党第1書記とも会談し、南北統一チーム作りの他に、広範な南北協力および韓半島平和増進策などについて話し合う公算が高い。ソウルの外交筋は、「潘総長の訪朝推進時期が、2月25日、朴槿恵政府発足直後であるだけに、朴次期大統領の対北朝鮮メッセージが潘総長を通じて北朝鮮側に伝えられる可能性もある」と見通した。



lightee@donga.com