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暮れる政治の年…60ヵ国で選挙終了、新しい権力地図完成

暮れる政治の年…60ヵ国で選挙終了、新しい権力地図完成

Posted December. 22, 2012 02:46,   

2012年の今年は選挙の年だった。新年早々の1月14日の台湾総統選挙を皮切りに、60ヵ国以上の国々で大統領選挙や総選挙が行われた。1週間を置かず、世界のいたるところで選挙が行われた。特にわが国はもとより、米国や中国、日本、ロシアの韓半島周辺の4ヵ国でも、権力地形が大幅に変わった。

今年、最もユニークな選挙は、3月のロシア大統領選挙だった。大統領を2度も歴任した後、自ら買って出て首相に引き下がったウラジーミル・プーチンが、再び大統領に選ばれたのだ。旧ソ連の国家保安委員会(KGB)の後身である連邦保安局(FSB)出身らしく権力欲の化身。ロシア国民がプーチンに「3期目」を許したのは、強い国を作ってほしいという要求からだった。氏は18年までに、6年間の任期を全うした後、再び立候補し、当選すれば24年までに大統領を務めることができる。

今年は、フランスや中東地域で「入れ替え」のブームが起きた。欧州経済危機を受け、国全体が揺らぎ、プライドに傷のついたフランス。フランス国民は、経済危機にきちんと対処できなかった責任を問うって、ニコラ・サルコジを引き下ろし、社会党候補のフランソワ・オランドを選んだ。「今こそ変化だ」という氏のスローガンに軍配を上げたのだ。フランスでは17年ぶりの左派政権が誕生した。

10年、チュニジアで始まったジャスミン革命の嵐は、今年も続いた。2月、イエメンでは、アリ・アブドラ・サレ大統領が、33年間の長期政権にピリオドを打ち、米国に亡命し、アブドラボ・マンスール・ハディ副大統領が権力を引き継いだ。特に6月、エジプトの大統領選挙は60年ぶりに初めて行われる自由選挙であり、注目を集めた。原理主義性向のムスリム同胞団の支援を受けたムハンマド・ムルシー大統領が当選し、エジプトの権力地図は根本的に変わった。ムルシーは、親米性向のホスニー・ムバラークとは違って、独自路線を追及し、米国の中東政策も大幅に揺らいでいる。

7月は麻薬との戦いに疲れたメキシコで、二枚目の中途派政治家、エンリケ・ぺニャニエトが大統領に選ばれ、12年ぶりの政権交代に成功した。10月は、ベネズエラで反米の先鋒ともいわれているウゴ・チャべス大統領が4回目の当選に成功した。

そして11月、米国では史上初の黒人大統領であるバラク・オバマ大統領が再任に成功し、もう一つの神話を生み出し、中国では5世代指導部といわれている習近平へと権力交代が行われた。最後に12月、日本では極端的な保守派公約を打ち出した自民党の安倍晋三が首相に選ばれ、来年の北東アジアの情勢は激しく波打つものと見られる。



lailai@donga.com