現代起亜(ヒョンデ・キア)自動車へのセーフガード(緊急輸入制限措置)を要求しているフランスは、韓国自動車を敵ではなく未来における潜在的パートナーとみなして協力するのが望ましいという見解を、フランスのニュース週刊誌「レックスプレス」が2日発行の最新号で書いた。
レックスプレスは、フランスが自国の自動車業界を食い込む新しい悪役として、依然健在なフォルクスワーゲンや再起に成功したフォード、トヨタではなく、わずか3%のシェアしかない現代起亜車を名指したと分析した。しかし、現代起亜車の成功は、価格のほか、デザインと多様のモデルに負うところが大きいと伝えた。
同誌はまた、現代車が年明けから8ヵ月間38%の成長を遂げたが、これはこの4年間の苦しみを償うものであり、04年の市場シェア(1.4%)を取り戻したことに過ぎないと分析した。従ってこのような成長は、8年間でシェア0%から4.4%へと成長したルーマニアのダチア自動車に比べれば、驚くべきことではないと指摘した。
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