海外で国内オープンマーケットサイトを通じて最も注文が多い商品は何だろうか。
オープンマーケット１１番街が７月末から実施している「全世界配送サービス」の利用現状を分析した結果、海外ではラーメンを最も多く注文していることが分かった。図書やレギンス、電子炊飯器、厨房用品などが続いた。外国で簡単に手に入らない「Ａカップ」ブラジャーやインスタントコーヒー、漢方生理用ナプキン、電気寝床、授乳ブラ（母乳授乳用ブラジャー）の人気も高かった。
１１番街は米国、中国、豪州など１０３ヵ国を対象に全世界配送サービスを行っている。韓国語でのみサービスをしているため、韓国人留学生や海外在住の韓国人が主な顧客だ。外国人の割合は１０％程度だ。
１１番街によると、このサービスを最も多く利用している国は豪州（３０％）だった。韓国人の定住者と留学生が多い中国（２４％）や米国（１６％）、カナダ（１４％）、日本（５％）などからの利用も多かった。１１番街の関係者は、「豪州はオンラインショッピングが大衆化したが、自国のショッピングモールの基盤が弱いため、海外のサイトから購買の割合が半分を越える」と話した。このサービスを利用する顧客１人あたりの平均購買額は１８万ウォンで、これは１１番街全体利用客の平均購買額（８万４０００ウォン）より２倍以上高い水準だ。
国別によく売れる商品もまちまちだった。ニュージーランド、豪州、カナダなど韓国人と体型が違う人が多いところでは「Ａカップ」ブラジャーが良く売れている。これらの国では小中高の学習書や数学教材も人気だった。早期教育のために滞在する生徒が主に購入したものと見られる。中国では甘くて濃い韓国製インスタントコーヒーと韓方生理用ナプキンの注文が多かった。
１１番街は、全世界配送サービスを通じて国内の良い商品が海外で流通されるようにし、中小商人の海外進出を助けるという計画を立てている。今年度末までに英語サービスも開始する予定だ。
salthj@donga.com
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