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労働新聞「抗日パルチザン、キム・ソングクの忠誠心を見習え」

労働新聞「抗日パルチザン、キム・ソングクの忠誠心を見習え」

Posted July. 19, 2012 07:31,   

北朝鮮は18日、抗日パルチザンだったキム・ソングク将軍の話を大々的に報じた。労働新聞は2面半以上を割いて、「偉大な首領様と抗日の不死鳥英雄」というタイトルでキム・ソングク将軍のストーリーを掲載した。

政府関係者は、「最近、北朝鮮メディアで、特定人物にこれほどの規模で焦点を合わせた報道はなかった」とし、「キム・ソングク・ストーリーを掲載したのは、最近の李英浩(イ・ヨンホ)人民軍総参謀長の解任にともなう軍部の動揺を防ぎ、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記に対する忠誠心を誘導しようという意図ではないか」と話した。

農家で下働きをし、孤児だったキム・ソングクは、金日成主席が抗日パルチザンで活動した当時、17才で金日成直轄部隊で活動した。1937年に初めて参加した戦闘で、日本軍の指揮官を射殺した功労で歩兵銃を受け、1943年に7発の銃弾を受けて負傷した際も、「司令官同志の許可なく死ぬ権利はない」と、体が腐っていくにもかかわらず、自殺することをも拒否した。27日間、草を食べて生きながらえた彼は、その後、金日成主席が送った特攻隊に発見され、命を救われた。

キム・ソングクは、光復(日本の植民支配からの独立)後、朝鮮人民軍の創建に関与し、金日成官邸保護隊長などを務めた。



shcho@donga.com