韓国株式市場は、証券市場のサイクルから見たとき、今、どの辺まで来ているのだろうか。連日のように株価の乱高下が続く中、長期的な流れから見た場合の韓国証券市場の現状に注目が集まっている。専門家は、証券市場のサイクルが繰り返されるものであるため、流れが分かれば未来も除き見ることができると説明している。
21日、証券業界によると、総合株価指数(コスピ)は、流動性相場から業績相場へと移行する過渡期にあるものと分析された。金の力で株価が上昇する流動性相場は09年から11年上半期までに繰り広げられ、現在の「途中の調整」を経て、来年以降、企業業績が証券市場をリードすることになるという意味だ。
●今年は一定範囲内での動き、その後は業績相場
三星(サムスン)証券が社内でまとめた証券市場指標「コスピコンパス(compass)」は、最高10点を基準とした場合、現在は2点ぐらいであることが分かった。0.5〜3.5区間を勢いの弱い市場とすれば、今はいくつかの好材料があっても、証券市場が上昇の勢いに乗るのは難しい区間ともいえる。
三星証券のリュ・スンミン研究員は、現在の弱気の市場を「エリオット波動」理論で説明している。同理論によると、証券市場が上昇に勢いに乗っている時は、①上昇(流動性相場)、②下落(調整期)、③上昇(業績相場)、④下落(調整期)、⑤上昇(バブル)などの順を経ることになる。これに照らしてみると、11年上半期までの約2年間は流動性相場であり、今の調整期を経れば、企業業績中心の上昇市場が展開されるものと見られる。
範囲を今年中に限定すれば、上半期の流れが下半期に再び現れるものと予想された。第1四半期に上昇し、第2四半期に下落したように、第3四半期は強気を見せ、第4四半期は弱気に転じるだろうという意味だ。大信(テシン)証券のチョ・ユンナム研究員は09年半ばから、約1年間続いた一定範囲内での動きが、今年も現れていると主張している。チョ研究員は、第3四半期は自動車や情報技術(IT)主導で短期間上昇した後、第4四半期は弱気に転じ、景気防御株が浮上するだろうと見込んだ。
一方、新栄(シンヨン)証券のイ・ギョンス研究員は、安全資産を好む傾向を持って、最近の状況を分析した。昨年、グローバル金融危機が収まった後、安全資産を好む心理が強まったが、最近、「安堵ラリー」が現れ、安全資産を好む傾向が弱まっているという。イ研究員は、市場の不安要因が収まれば、短期間の下げ幅の大きかった銘柄や利益改善が期待される株、中小型株、業績に比べ低評価されている銘柄などが有望だろうと期待した。
●「コスピ下落の際は分割買い」
証券業界は、証券市場のサイクルから見て、概ね明るい予測を出している。来年以降、企業業績が上昇市場をリードするという意味だ。イ研究員は、「他の新興国に比べ、韓国の株式は低評価されている一方、各企業の利益改善の可能性は高い」と、その背景について説明した。
三星証券は、「コスピが1850ポイントや1800ポイントなどを割り込めば、そのたびに株を分割買いしてもいい」とアドバイスした。業績相場が訪れるだろうと予測する際、低価格での分割買い戦略が望ましいという助言だ。
大信証券は現在、業績が底に迫り、欧州財政危機の影響を多く受ける銘柄に注目した。欧州危機がある程度解消され、業績相場が展開されれば、株価の急上昇も期待できる。そのような銘柄として、造船株が選ばれた。危険資産を好む傾向が再び高まれば、中小型価値株の上昇幅が大きいだろうという分析も出ている。
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