SKグループの崔再源(チェ・ジェウォン)首席副会長(48)が、個人資金作りのための先物投資に使うため、持ち株会社の「SKC&C」など、グループの系列会社5社から会社資金2650億ウォンを横領した容疑を、検察がつかんだことが、8日確認された。崔副会長は、横領した会社資金全額を、SK海運の顧問を務めた占い師の金ウォンホン氏(海外滞在)に渡し、先物投資を行い、贈与税逃れに巻き込まれた容疑までもたれていることが分かった。
しかし、検察は、崔副会長の実兄である崔泰源(チェ・テウォン)会長が今回の犯行に関与した情況はまだはっきりつかんでいないという。
ソウル中央地検・特別捜査1部(李仲熙部長)は、先物投資を装った崔副会長の横領容疑を裏付ける証拠資料などを確保するため、同日午前6時半から、ソウル鍾路区瑞麟洞(チョンノグ・ソリンドン)のSKグループの本社社屋などに対し、急きょ、家宅捜索を行った。
検察が家宅捜索を行ったSKグループの系列会社は、△本社社屋に入居しているSKホールティングす、SKガス、「SKC&C」、△ソウル中区乙支路(チュング・ウルジロ)社屋にあるSKテレコム、△京畿城南市亭子洞(キョンギ・ソンナムシ・ジョンジャドン)社屋に入居している「SKC&C」などだ。SK系列会社のほか、崔副会長から先物投資を受けた(株)べネックスインベストメントなど、検察が家宅捜索を行った場所は、計10数ヵ所に上る。
検事や捜査官100人あまりが投入された同日の家宅捜索で、検察は、崔副会長が、5つの系列会社の資金を横流しした経緯や、具体的な手口を確認するため、会計帳簿や金融取引資料などを確保したという。
検察は最初は、崔副会長や実兄の崔泰源会長の自宅、2人の共用乗用車まで家宅捜索を行う計画を立てたものの、自宅や乗用車への家宅捜索令状は、裁判所で却下されたという。
一方、ソウル中央地検・特別捜査2部(韓東榮部長)も、元ソウル地方国税庁・調査2局長の李熙玩(イ・ヒワン)氏が、SKグループ系列会社への税務調査の避けたり・便宜を図る見返りとして賄賂を受け取った容疑をつかみ、同日、SKテレコムの本社やソウル地方国税庁に対し、家宅捜索を行ったことが確認された。
検察は李氏が05年、ソウル地方国税庁・調査1局1課長だった時、SKエネルギーやSKテレコムへの税務調査を避けたり、便宜を図る見返りとして、06年に退職した後、11年6月まで、SKネットワークスの元役員の金某氏から、31億ウォンの賄賂や斡旋の見返りを受け取ったと見ている。
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