請願警察親睦協議会(請睦会)不法後援金事件と関連し、裁判所が昨日、国会議員6人に有罪を言い渡した。しかし、民主党崔奎植(チェ・ギュシク)議員だけが刑確定時に議員職喪失に当る500万ウォンの罰金刑を受け、民主党の姜鏻正(カン・ギジョン)、ハンナラ党の権景式(クォン・ギョンシク)、柳政鉉(ユ・ジョンヒョン)、趙鎮衡(チョ・ジンヒョン)、自由先進党の李明洙(イ・ミョンス)議員に対しては90万ウォンの罰金刑か宣告猶予に止まり、量刑が軽すぎるという批判が起きている。彼らを相手に立法ロビーを行った疑いで起訴された請睦会幹部3人が1審と控訴審でいずれも懲役刑を言い渡されたのとは対照的だ。
請睦会事件とは09年に請願警察の処遇の改善に関連した請願警察法の改正のため、請睦会が国会議員38人に3億830万ウォンの不法後援金を提供した事件である。請睦会は違法行為を隠すため、会員が自発的に奨学の後援金を譲渡したことにして偽装したが、検察捜査の結果、請睦会が組織的に関与したことが明るみに出た。政治資金法は政治資金の場合、個人の小額寄付を除く法人や団体の寄付を禁じている。当該委員らは、「団体の寄付とは知らなかった」や「ロビーの見返りに立法したわけではない」などと主張したが、裁判部は彼らの後援金授受が立法ロビーと全く無関係ではない違法行為と見做したわけだ。
法を作る国会議員が法を守らないこと、そして不法請託を受け法を作るというのは甚だ深刻な問題だ。なのに、国会議員はそれを恥じたり、反省することを知らない。かえって政治資金の授受を容易にする一方で、請睦会事件関連議員に対する法的処罰を無力化するため、現行の政治資金法を改めようとする試みを辞さなかった。検察捜査に対応して、検察の権限を縮小する方向へ法を見直すと脅しをかけたりもした。
韓国の政治家は国民の利益や幸せよりは自分たちの懐を肥やし、金バッチを延長することにより気を使う。国民の中に存在するのが筋の彼らの意識が、自分たちの俗物的な生き方の中に存在するから、政商の輩、サラリーマン政治家、4年契約職の政治家のレベルから抜け出せずにいるのだ。
国民が政治に背を向けるのもこのような現状と無関係ではない。数年間持続された「朴槿惠(パク・グンヘ)大勢論」が、ある日いきなり浮上した「安哲秀(アン・チョルス)現象」によって一気に崩れたことや、60年伝統の第1野党である民主党が政界入りして僅か1ヵ月の左派市民運動家朴元淳(パク・ウォンスン)氏に判定負けを喫したのも、政治と政治家に対する国民の不信と嫌悪が累積した結果だ。政界の厳しい覚醒が求められる。






