政府高官は、北朝鮮による南北秘密接触の暴露で悪化した南北関係の見通しについて「過去にも南北間では、程度の差はあるが常に激しい浮き沈みがあった。南北関係が止まっているのではない」と話した。冷え込んだ局面を放置しているわけではないことを強調する発言だ。
同高官は15日、京義(キョンウィ)線の南北出入事務所(CIQ)で行われた記者懇談会で「非公開接触の内容に関する北朝鮮の暴露のようことはあってはならない前代未聞の出来事だったが、その後まだ1ヵ月も絶っていない時点なので、傷が癒されていない」と切り出した。その上で「あの出来事があったからと言って、南北関係が止まっているのではない」とし「対話は開かれており、今南北関係が多少冷え込んでいるからと言って、今の状態がいつまでの続いたりはしない」と話した。
しかし同高官は「対話は常に相手がいることなので、片方が一方的に望んでいるからと言って実現するのは難しい」と言い、「今は南北関係の可変性が相対的に大変大きな時期なので、その可変性がどの方向に、どういう形で表れるかを占うのは容易なことではない」と語った。
李明博(イ・ミョンバク)政権の任機内に南北首脳会談が実現する可能性については「何もない野原に家を建てることはできない。友好的な環境が整って、時期が成熟しなければならないのだが、今はそのような土台が作られていない」と述べた。
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