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国防改革説明会、元空軍将軍は一人も出席せず

国防改革説明会、元空軍将軍は一人も出席せず

Posted May. 18, 2011 04:39,   

17日、国防部が陸海空軍予備役将軍を招いて国防改革案説明会を開いたが、海・空軍予備役将軍は「陸軍中心の改革」と反発して欠席した。同日、ソウル龍山(ヨンサン)国防部庁舎で開かれた予備役将軍招請説明会へ出席を通知した予備役将軍171人のうち、24人が出席しなかった。海・空軍予備役32人が出席すると明らかにしたが、10人だけが姿を見せた。空軍予備役は10人全て出席しなかった。

海・空軍元参謀総長では、金棕鎬(キム・ジョンホ)元海軍総長だけが星友会長として出席した。李銀秀(イ・ウンス)、金ホンリョル元海軍総長と朴元錫(パク・ウォンソク)、朴春澤(パク・チュンテク)元空軍総長は、3日前に欠席する考えを伝えた。出席を予定していた金栄𨛗(キム・ヨングァン)元海軍総長と韓周奭(ハン・ジュソク)元空軍総長も姿を現さなかった。金栄𨛗元総長は、「海・空軍総長団で事前に政策建議をしたため、出席しないことを決めた」と述べた。

海・空軍予備役の欠席は、歴代の海・空軍総長が12日、金𨛗鎮(キム・クァンジン)国防部長官に欠席の考えを伝えたことが影響したものと見られる。星友会も最近、会員2300人に軍指揮構造改革案の問題点を批判するパンフレットを送り、事実上、欠席を促した。

国防部は、説明会後の会見で、「出席した予備役将軍の多くは、国防改革案に共感し、推進を望んでいることを明らかにした」と伝えた。しかし、ある陸軍予備役将軍は、「予備役将軍が、事前に指摘した事案を国防部が受け入れるかどうかを聞いた後、予備役の意見を再度聞くべきだった。しかし、国防部の一方的な説明だけだった」と指摘した。

説明会は昼食を含め約3時間だったが、予備役将軍の質問時間は30分程だった。金棕鎬(キム・ジョンホ)星友会長は、「国防改革が陸軍中心に進められることに対し、海・空軍の不満が多い」と明らかにした。金忠培(キム・チュンベ)予備役陸軍中将は、「一部の予備役将軍の指摘が、自軍利己主義に移っているのは残念だ」と述べた。

一方、金盛贊(キム・ソンチャン)海軍参謀総長は同日、忠清南道(チュンチョンナムド)の鶏龍(ケリョン)大学で開かれた海軍主要指揮官会議で、「国防改革を着実に推進しなければならない。国防改革の背景と必要性を正しく理解し、人材・施設・戦術指揮通信システムを具体化しなければならない」と強調した。



pen@donga.com