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仏の外奎章閣の図書、5月までに韓国返還

Posted February. 08, 2011 09:15,   

これまで紆余曲折の多かった、韓フランス間外奎章閣(朝鮮時代の王室図書館)の移管(永久貸し付け)を巡る交渉が、最終的に妥結された。奪われてから145年ぶりに我々のもとに戻ることになる。

朴フンシン駐フランス韓国大使とフランス外務省のポール・ジャンオルティズ・アジア太平洋局長は7日、パリにある外務省庁舎で、フランス国立図書館(BNF)が所蔵している外奎章閣の図書297冊を、韓国に移管するための政府間合意文に署名した。これを受け、1993年、ミッテラン大統領が韓国を訪問した際、韓国に帰した徽慶園園所都監儀軌を除いた残りの296冊は、3月末から5月31日にかけ、順次、韓国の国立中央博物館に移される。

1966年の丙寅洋擾(ビョンインヤンヨ)の時、フランス艦隊が略奪した外奎章閣図書は、1975年、朴炳善(バク・ビョンソン)博士が、「外奎章閣図書がパリの国立図書館に保管されている」と明らかにし、浮き彫りになった。移管方式である「5年ごとの更新貸し出し」は、フランス法が文化財の永久貸し出しを認めていない現状から出た苦肉の策だが、たいしたことのない限り、引き続き貸し出すことができ、事実上、永久貸し出しと同様だ。

外交通商部の金英善(キム・ヨンソン)報道官は同日、ソウルの外交部庁舎で行われた定例ブリーフィングで、「今回の最終合意分の署名は、李明博(イ・ミョンバク)大統領とフランスのニコラ・サルコジ大統領が、昨年11月の主要20ヵ国(G20)首脳会議の時に合意した内容の後続措置だ」と説明した。

昨年、両国首脳の間で、事実上、永久貸し出しに合意がなされた後、フランス文化界では大々的な反対署名運動が行われたこともある。しかし、実務交渉が始まった後、フランス外務省が、「今回の貸し出しは唯一の例外的なケースであり、他の文化財の貸し出しや返還に関する前例にはならない」と釘付けし、反対世論が下火になった。

この合意文の決定を受け、BNFと国立中央博物館は、運送や保管、展示などの細部事項について議論することになる。駐韓フランス大使館の関係者は、「技術的な協議を終えた後、全ての本をスキャンし保存するデジタル化作業が終わり次第、順序移管することになるだろう」と話した。



taylor55@donga.com