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政府、砲撃対応で「復習訓練」を検討した

政府、砲撃対応で「復習訓練」を検討した

Posted November. 27, 2010 06:22,   

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政府は北朝鮮軍からの延坪島(ヨンピョンド)砲撃挑発以降、関係当局者会議を開き、延坪島で第2次射撃訓練を実施する案などについて議論したものの、結論を出せずにいることが、26日分かった。

政府高官は同日、「一部の当局者らは延坪島で23日と同様の射撃訓練を行った後、北朝鮮が再び挑発してくる場合、戦闘機などで北側の基地を爆撃する案を主張したが、最終的な結論は出ていない」と話した。これを受け、政府の本格的な対北朝鮮圧迫措置は28日から、西海(ソヘ)で行われる韓米合同軍事演習以降に見合わせるものと見られる。

政府内の強硬派らは、「今回、このまま見過ごすことになれば、北朝鮮からの別の挑発を招くことになるだろう」と主張したという。しかし、穏健派らは、「第2次射撃訓練を行う際に予想される北朝鮮の挑発やそれへの仕返しにより戦争が拡大する場合、我が軍がきちんと対応できるがどうか分からない」と懸念を示したという。

一方、大統領府は今回の交戦で我が軍のK−9自走砲反撃によって北朝鮮軍がこうむった被害状況が入っている衛星写真の判読結果を確保したという。

大統領府の高官は26日、「情報当局が李明博(イ・ミョンバク)大統領に対し、北朝鮮軍の海岸砲が設置された(黃海南道ムドやケモリ)地域の衛星情報写真の分析結果を報告した」と明らかにした。米軍当局が提供したという同衛星情報の画像度や撮影時期などは確認されなかった。李大統領に対し報告した時期は25日だという。

李大統領に報告した映像資料には、△大破した北朝鮮軍部隊の建物や、△K−9自走砲弾に打ち込まれた痕跡、煙などが含まれているという。しかし、北朝鮮軍兵士の遺体や壊れた兵器などは、目で識別できるほど見つかってはいないという。

李大統領は報告を受けた後、「北朝鮮軍が(先制攻撃を行った後)、皆(地下に)隠れたではないか。北側は平壤(ピョンヤン)から開城(ケソン)まで地下通路を掘ることも考えているのに…」という反応を示したという。大統領府はこのようなスパイ衛星写真を外部に公開する場合に予想される様々な側面を検討した後、公開Gは不適切だと判断したという。



srkim@donga.com