Go to contents

G20を認知度向上の場に、食品・外食産業界が準備に奔走

G20を認知度向上の場に、食品・外食産業界が準備に奔走

Posted November. 05, 2010 07:57,   

한국어

主要20ヵ国・地域(G20)ソウル首脳会議を控え、食品や外食メーカーは、グローバルブランドの認知度を高めるために追われている。

SPCグループは今回のG20首脳会議に、パリクロワッサンのミネラルウォーター製品「オー(EAU)」を供給し、国内外記者が常駐するメディアセンターには、朝食用サンドイッチを協賛する。また、メディアセンター内で運営するメインカフェテリアでは、コーヒーやベーカリー、スナックなど、計40品目に上る菓子類を常時、提供する。三立(サムリプ)食品が運営する餅ブランド「ビズン」製品も国内外記者や政府関係者らに披露される。紙コップは3ヵ月内に自然分解されるエコ素材で作った。

外食メーカー「サンアットフード」は、G20首脳会議期間中、「マッドフォーガーリック」や「ビストロソウル」、「ビアディナポリ」、「シチュアンハウス」の、ソウル江南区三成洞(カンナムグ・サムソンドン)周辺の4つの売り場に、外国人客が増えることに備え、様々な適合型サービスを用意している。英語や日本語、中国語のメニューを用意し、メニューを説明し、外国語ごとに注文を取ることのできる専従人員を採用した。日本語や中国語は現地に1年間以上居住した経験のある職員を配置し、英語は三成洞売り場に勤務する全ての社員を対象に、今年1月から週1回ずつ定期的に「レストランサービス英語」の教育を行っている。

韓国食レストラン「ビストロソウル」は、箸の使い方が下手な外国人のために、真鍮で作ったフォークやナイフも用意した。サンアットフードのシン・ソホ総括取締役は、「G20は、韓国食文化をPRできるチャンスだ」と言い、「世界のどこに出しても、誰もが満足に食事ができる、魅力的な韓国食文化を知らせたいと思う」と話した。

ロッテ七星(チルソン)飲料は、タッチスクリーンやネットワーク機能を備えた最先端自販機「ユーベンディング」を、首脳会議が開かれる会場に展示・運営する計画だ。同自販機は、ロッテ七星と三星(サムスン)電子、KTなどが協力し制作した。スクリーンをタッチして飲み物を選び、製品情報を確認できる上、G20行事のPR動画の再生、飲料製品をプレゼントできるギフトショー(モバイルメッセージのプレゼント交換クーポン)機能も楽しむことができる。G20会場でモデル展示・運営した後、改善し、今年中に市内中心街に設置する計画だと、会社側は明らかにした。



lycho@donga.com