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月にオアシス! 水を含んだ土壌発見、NASAが発表

月にオアシス! 水を含んだ土壌発見、NASAが発表

Posted October. 23, 2010 02:59,   

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「月で『オアシス』を発見した」

米航空宇宙局(NASA)が、月面に地球のサハラ砂漠よりも多くの水を含んだ土壌を発見したと発表した。

米紙ニューヨーク・タイムズは、「NASAが昨年10月に実施した月面衝突実験で得た噴出物を分析した結果、月の南極付近にあるクレーターの地下に相当量の水が存在するという結論を得た」と報じた。分析によると、氷を含んだこの土壌は、約5.6〜8.5%の水分を含んでいるが、その割合はサハラ砂漠の2〜5%より2倍程多い。米ABC放送は、「科学者らはこれをもとに、一つのクレーターからオリンピック公認プール1500個を満たすことができる約10億ガロン(38億リットル)の水を得ることができると推定している」と報じた。

NASAの表現を借りれば、これは月の基準で砂漠のオアシスよりも大きな意味を持つ。宇宙飛行士が行って、氷を溶かすなら、数十億年間、純粋な状態を維持してきた「水の味」を味わうことができる。さらに、水を精製して水素と酸素に分離すれば、地球に帰還したり、火星に再出発するロケットの燃料に利用することもできる。NASAで観測衛星「エルクロス」(LCROSS)を担当するアンソニー・コラプリート研究員は、「これは、私たちが期待していたよりもはるかに多い量だ。月で非常に価値のある資源を得ることができるという意味だ」と述べた。

NASAは昨年10月、月面に水があるかどうかを確認するために、エルクロスを時速9000キロの速度で、クレーター「カベウス(Cabeus)」に衝突させる実験を行った。衛星ロケットが月面に衝突した際に舞い上がったちりの成分を周回軌道衛星が収集し、成分資料を地球に転送する方法で行われた。NASAは、7900万ドル(約892億ウォン)が投入されたこの実験で、26ガロン(98リットル)程の水分を発見したと発表したが、その後の研究で40ガロン(152リットル)以上の水分が含まれていることが明らかになった。

研究チームは、今回の研究結果で、水だけでなく、カルシウム、マグネシウム、銀、水銀などの成分を検出した点も大きな収穫と見ている。月の起源を研究する科学的資料にも役立つが、月探査や常駐基地の建設に必要な資源を現地で得ることができる可能性も高まった。米ブラウン大学惑星地質学科のピーター・シュルツ教授は、「私たちは、深くて暗いクレーターの中で、世界をひっくり返す途方もない宝物を発見したのかもしれない」と話した。



ray@donga.com