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「国民の力」政策委議長が辞任、「引き算の政治」と党内で張東赫体制に不満の声も

「国民の力」政策委議長が辞任、「引き算の政治」と党内で張東赫体制に不満の声も

Posted January. 06, 2026 11:03,   

Updated January. 06, 2026 11:03


4期の重鎮である野党「国民の力」の金度邑(キム・ドウプ)国会議員(61、釜山江西)が5日、党政策委議長を電撃的に辞任した。党内では、刷新や保守大統合に消極的な張東赫(チャン・ドンヒョク)代表への抗議の意思表示だとの受け止めとともに、張東赫体制が「引き算の政治」に固執しているとの懸念が広がっている。

金氏は5日、東亜(トンア)日報の電話取材に対し、「小さな火付け役になれればと思い政策委議長を引き受けたが、張代表が党の変化や刷新策を準備していると理解している。私の役割はここまでだ」と述べた。張氏が近く党刷新案を打ち出す計画であることを踏まえ、人事刷新の余地を確保するために辞任したとの趣旨だ。

しかし党内では同日、「支持層結集に没頭する指導部への失望感から辞任したのではないか」との指摘も出ている。張氏が最近、韓東勲(ハン・ドンフン)前代表や野党「改革新党」の李俊錫(イ・ジュンソク)代表らとの「保守大統合」に距離を置く姿勢を示してきたため、金氏が政策委議長を辞したとの見方だ。

金氏は昨年12月初めから辞任を決意していたものの、党内状況などを考慮し、12月30日になってようやく張氏に辞意を伝えたとされる。金氏は30日の院内対策会議で、「国民の力が輩出した大統領の在任中に非常戒厳事態が発生したという事実そのものについて、国民に心から申し訳ない」と述べ、「国民の力は反李在明(イ・ジェミョン)戦線の構築と保守大統合を必ず成し遂げなければならない」と強調した。しかし、張氏は2日の記者懇談会で、「障害が解消されていない状況で、党員の意思とは無関係に、党代表が個人的判断で連帯や統合について軽々しく語ることはできない」と発言した。統合の障害として韓氏を挙げ、統合論に事実上の線を引いた形だ。

金氏は同日の電話取材で、「最近まで張代表に保守大統合が必要だと主張してきた」とし、「合理的保守を取り込むことができる保守大統合のために努力しようと話してきた」と説明した。釜山(プサン)地域のある議員は、「金氏は党の状況や指導部に対するもどかしさをしばしば吐露していた」とし、「結局は堪えに堪え、熟慮の末に政策委議長辞任という形で張氏に懸念のメッセージを送ったのではないか」と語った。党内では、金氏が今年の地方選挙で釜山市長選に出馬するための布石ではないかとの分析もあるが、金氏側は事実ではないと一蹴した。

国民の力は同日、最高委員会で中央倫理委員会委員7人の任命案を議決し、党員掲示板をめぐる関与疑惑に関連した韓氏への懲戒手続きを加速させた。倫理委員の名簿は公開せず、倫理委員長は委員間の投票で選出後に公表する方針だ。韓氏は「操作された監査で私を排除できるなら排除してみればいい」とし、「石一つは片付けられるかもしれないが、民心は山であり、民心という山を動かすことはできないだろう」と述べた。


イ・サンホン記者 イ・チェワン記者 dapaper@donga.com