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決勝戦控えた韓日、ホテルでも神経戦  サッカーU17女子W杯

決勝戦控えた韓日、ホテルでも神経戦  サッカーU17女子W杯

Posted September. 25, 2010 09:31,   

한국어

決勝の舞台は他人のものだとばかり思っていた。しかし、今は最高の舞台で主人公になることばかり残っている。試合をする度に韓国サッカーの新しい幕を切り開いている17歳以下女子サッカー代表チーム。日本との17歳以下国際サッカー連盟(FIFA)ワールドカップ(W杯)決勝戦(26日午前7時、SBS中継)を控えて、代表チームは自信に満ちている。

●昨年日本を下した自信が武器

日本は侮れない相手だが、代表チームは自信に満ち溢れている。韓国は昨年11月、タイ・バンコクで行われたアジアサッカー連盟(AFC)16歳以下女子選手権大会準決勝で日本を下している。現代表チームのメンバーが主軸だった当時の代表チームは、ヨ・ミンジ(咸安大山高)の決勝ゴールで日本を1対0で下して決勝に進んだ。

チェ・ドクジュ監督が日本で指導者生活をした経験も必勝のカードだ。チェ監督は1987年から04年まで日本で選手生活と指導者経歴を積んだ日本通だ。組別リーグ第2戦のメキシコ戦で負傷を負ったキム・ダヘ(現代情報科学高)らベストメンバーが総出で臨むのも強みだ。

●コンピューターの壁紙をめぐっても神経戦

決勝戦を控えて韓国と日本の神経戦もし烈だ。韓国と日本の代表チームは同じホテルに泊まっている。24日、日本選手らはホテルの食堂で韓国選手らと遠く離れたところで食事をした。お互いによく見えないところだ。前日まで食事の度にすぐ隣の席に座って話を交わしていた姿とは全く逆の風景だ。

ホテルには選手らが共同で使うコンピューターがある。最近になってコンピューターの壁紙の写真が変わり始めた。韓国選手らが自分たちが勝利した試合の場面を壁紙に指定しておいたら、しばらくして日本チームの勝利場面に壁紙が変わる。また、韓国選手らが変わっておけば、また日本の試合場面に変わる騒動が起きた。

●ヨ・ミンジら3人が最優秀選手賞候補に

FIFAは24日、最優秀選手のゴールデンボールの候補12人を発表した。韓国選手は3人が候補に上がった。有力な得点王候補のヨ・ミンジをはじめ、主将のキム・アルム(浦項女子電算高)、5試合を全てフルタイムで消化したイ・グムミン(現代情報科学高)。

日本も横山久美、MFの川島はるな、猶本光の3人が名前をのせている。26日午前4時、3位決定戦を行う北朝鮮とスペイン選手はキム・グムジョン、キム・スギョン、ナゴレ・カルデロンとアマンダ・サンペドロらが候補に選定された。大会参加選手のうち一番優秀な活躍をした選手に贈られるゴールデンボールは優勝国の選手がもらう可能性が大きい。ゴールデンボーグの主人公は決勝戦の後、記者団投票によって決められる。



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