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コメ5000トン、北朝鮮は満足できないだろうが…

コメ5000トン、北朝鮮は満足できないだろうが…

Posted September. 14, 2010 07:55,   

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李明博(イ・ミョンバク)政権発足後、初めて北朝鮮へのコメ支援が行われる。

柳宗夏(ユ・ジョンハ)大韓赤十字社総裁は13日、記者会見を開き、コメ5000トン(5キロX100万袋)、セメント1万トン(40キロX25万袋)、カップラーメン300万個、医薬品など計100億ウォン規模の水害救援物資を送ることを明らかにした。また、北朝鮮側からの離散家族面会提案と関連し、17日に開城(ケソン)で、南北赤十字実務者会議の開催を提案した。

●「10万人の100日間分の食糧」

柳総裁は、コメ支援規模と関連し、「新義州(シンイジュ)地域の被災者は8万〜9万人といわれているが、10万人を標準とした場合、コメ5000トンは100日間、食べられる量だ」と説明した。これは1人当たり1日500グラムを支援するという意味で、国際救援団体が北朝鮮などへコメを支援する際、1人当たり1日分を300〜500グラムに計算していることを考慮し決定したと、韓赤は説明した。

コメの購入代金は07年、国産の政府米基準で、1トン=154万ウォンと算定し、計77億ウォンを割り振った。政府当局は、コメを支援しても、全体的な対北朝鮮支援規模は、韓赤が先月、北朝鮮への提案どおり、100億ウォン前後になることを明らかにした。

韓赤は、北側が要請した重装備を支援物資に入れなかった。資金100億ウォンは、そのほとんどを南北協力基金から当てる予定だ。



will71@donga.com kyle@donga.com