Go to contents

金総書記、中国から食糧要請を断られたのか

金総書記、中国から食糧要請を断られたのか

Posted September. 09, 2010 03:14,   

한국어

玄仁澤(ヒョン・インテク)統一部長官は8日、北朝鮮の水害復旧のため、コメ、重装備、セメントの支援要請に対し、コメとセメントの支援案を検討中であることを明らかにした。

玄長官は同日、国会外交通商統一委員会に出席し、北朝鮮への支援品目を問う野党ハンナラ党の具相燦(ク・サンチャン)議員の質問に対し、「大韓赤十字社が、北朝鮮に提案した100億ウォン規模の限度内で、コメ支援を前向きに検討している。また、セメントは少し支援するかどうか検討中だが、そのほかの品目は具体的に検討していない」と答えた。ただし、「大韓赤十字社の支援と別途に、政府としての大規模なコメ支援は検討していない」と線を引いた。

多くの与野党議員は同日、外交通商委で人道的次元のコメ支援に賛成する考えを示した。しかし、支援されたコメが北朝鮮軍ではなく、北朝鮮住民に届けるためには、分配の透明性が保障されなければならないという点を強調した。

ハンナラ党の李允盛(イ・ユンソン)議員は、「分配の透明性を前提に、支援するからには、大きな度量で支援すべきだ」と主張し、野党民主党の宋旻淳(ソン・ミンスン)、金東迵(キム・ドンチョル)議員は、「支援するのなら、100億ウォンという規模に縛られる必要はない」と提案した。

また、自由先進党の李会昌(イ・フェチャン)代表は、「人道支援はしなければならない。分配が正しくなされるなら、支援しよう。しかし、哨戒艦沈没事件の出口戦略にコメ支援を結びつけてはならない」と強調した。

一方、ハンナラ党の尹相現(ユン・サンヒョン)議員は、「北朝鮮軍部が、最も必要としているのがコメで、コメは軍需物資であり、戦略物資だ。コメを受け取る側が人道主義的に使ってこそ、人道的次元の支援になる」とコメ支援に反対した。

尹議員が、政府のコメ支援の意向について「南北首脳会談をしようと誘惑されたようだ」と疑惑を提起すると、玄長官は「そのような考えはない。政府の対北朝鮮政策基調は、変わっていない」と否定した。

一方、政府が、北朝鮮の支援要請を受けた事実を3日間公表しなかったことに対し、民主党と自由先進党の一部の議員が問題視すると、玄長官は、「敏感な事案だと判断し、政府も判断する時間が必要だった」と説明した。



gun43@donga.com