２日午前、台風「コンパス」のため、出勤大乱に見舞われながら、市民らはツイッターなどソーシャルネットワークサービス（ＳＮＳ）サイトを利用し、リアルタイムで交通情報などを即座に共有した。市民らは、ハッシュタグ（関心事を簡単に検索できるようにつける文字）で、「#ｔｔｉ（twitter traffic information）」を使用し、地下鉄運行中止ニュースや交通事故速報などを頻繁にアップデートした。
同日午前７時ごろ、ハンドルネーム「jihoboy」のあるネットユーザーは、「盆唐（プンダン）から板橋（パンギョ）インターチェンジに入ることができず、立ち止まったまま２０分が過ぎましたね。京釜（キョンブ）高速道路はどうなっているのか心配です」と、自分のアイフォンで、出勤途中の渋滞状況を知らせた。また、ハンドルネーム「yongbaeg」のネットユーザーは、「新龍山（シンヨンサン）駅の３番出口から出る時は、気をつけてください」とし、看板が落ち、出口の一部が封鎖されている現場を、携帯電話で撮影し、掲載した。
その他にも、新村（シンチョン）駅周辺の銀行の外壁がはがれた写真を撮影し、掲載するなど、ネットユーザーらはリアルタイムで、出勤道路状況をインターネットに掲載した。韓国鉄道公社（コレイル）も、公式ツイッターで、同日午前１１時１４分ごろ、「京春（キョンチュン）線区間も、復旧が終わり、現在全ての区間で列車が通常運行されています」というメッセージを掲載するなど、市民らに対し、リアルタイムで地下鉄の運行情報や復旧状況を知らせた。
市民らは、台風被害を防ぐ方法についても情報を共有した。特に、ある一人の市民がツイッターに投稿された「強風のため、マンションのベランダの窓ガラスが割れています。水に浸した新聞紙を窓ガラスに貼り付ければ、割れるのを防げます」という書き込みが人気を集めた。
coolup@donga.com
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