大韓赤十字社(韓赤=柳宗夏総裁)は31日、北朝鮮に対し、100億ウォン相当の水害物資支援を提案する内容の通知文を送ったことを明らかにした。
千海成(チョン・へソン)統一部報道官は同日、「韓赤は26日、北朝鮮の朝鮮赤十字会へ通知文を送り、支援意思を伝えたものの、その後、北朝鮮側から何の反応もなく、今日、金融支援趣旨を示すレベルでの具体的な計画を北朝鮮側に送った」と説明した。
政府は通知文で、非常食料や生活用品、医薬品など100億ウォン規模の緊急救援物資を新義州(シンイジュ)地域(中国の丹東を経由)、開城(ケソン)地域(京義線の陸路を経由)に送ることを提案した。対北朝鮮通知文は26日と同様に、開城工業団地管理委員会を通して北朝鮮側に伝えられた。
北朝鮮が受け入れれば、韓赤は自前財源や南北協力基金からの一部支援を受け、物資を支援する予定だ。政府は00年以降、北朝鮮の水害支援物資に05年に1億9000万ウォン、06年に863億ウォン、07年に589億ウォン相当の物資を送っている。
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