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「IT名品人材」初事業者に延世大学

Posted August. 26, 2010 07:12,   

韓国版「マサチューセッツ工科大学(MIT)のメディアラブ」構築事業で、話題を呼んだ知識経済部の「情報技術(IT)名品人材育成」事業の最終事業者として、延世(ヨンセ)大学が選ばれた。これを受け、延世大学は今後、政府や民間企業からの全面支援の下、毎年20人の学生を選抜し、IT人材として育成する計画だ。

毎年、学生1人当たり1億ウォンが支給される。これを受け、全額奨学金はもとより、住宅費や生活費も支給される。実務型マンツーマンの徒弟流教育と共に、海外研修も提供される。知識経済部(知経部)は25日、ソウル大学やKAIST、ポステック(浦項工科大学)、延世大学、高麗(コリョ)大学の5つの申請大学に対し、審査を行った結果、延世大学の「未来融合技術研究所」が最終事業者に選ばれたと、25日に発表した。

知経部は、「延世大学が『エニコール神話』の主役である李基泰(イ・ギテ)元三星(サムスン)電子副会長を事業責任者として迎え入れ、該当研究所の自主性を保障するなど、強力な教育革新を推進したのが、よい評価を受けた」と伝えた。

同事業は、MITの世界的メディア融合技術研究所である「メディアラブ」をモデルにしている。MITメディアラブは、人文や芸術など基礎学問にデジタルやソフト技術研究を融合させ、創意的なIT融合・複合の研究を進めており、優秀な人材を育成することで有名だ。