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来年度の海外援助予算、10%以上増額へ

来年度の海外援助予算、10%以上増額へ

Posted August. 23, 2010 08:52,   

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政府が来年度予算案の編成に際し、公的開発援助(ODA)予算として1兆4300億ウォン以上確保するという方針を決めた。これは今年(1兆3000億ウォン)より10%以上増えた金額だ。

22日、企画財政部(財政部)や外交通商部などによると、政府は来年度ODA予算として1兆4300億ウォン以上を策定することにし、追加的な増額を検討している。ODAは先進国が開発途上国や国際機関に行う援助で、贈与、借款、技術援助などが含まれる。財政部は昨年11月、韓国が経済協力開発機構(OECD)、開発援助委員会(DAC)に加入して「受ける国」から「与える国」になっただけに、ODA予算を毎年着実に増やしていく計画だ。

来年度ODA予算が10%以上増えると、07年以後3年間95億ウォンで凍結された緊急救護予算も増える余地が大きくなる。今年の緊急救護予算はハイチ大地震、チリ大地震など天災地変が多くて、8月現在91%が使われた状態だ。

政府は、特に、11月主要20ヵ国(G20)ソウル首脳会議で国際通貨基金(IMF)のクォーター調整が行われると、相当額の予算が必要になるものと見ている。先進国から開発途上国へIMFクォーターが5%以上移転されると、韓国も現在1.345%に過ぎないクォーターを追加的に割り当ててもらうことになり、この過程で出資金の増額問題が発生するためだ。



lovesong@donga.com