Go to contents

「ゲリラ豪雨」に襲われた週末

Posted August. 16, 2010 03:05,   

한국어

週末の14〜15日、全国の随所に局地性豪雨が降り、行方不明者が発生し住宅が浸水するなど、様々な被害が続出した。15日、気象庁によると、同日早朝、ソウル江北(カンブク)地域に最大69.5mmの夕立が降って100件以上の浸水被害が発生した。

江原(カンウォン)・嶺西(ヨンソ)北部地域は14、15日の2日間、200mmが越える暴雨が降った。このため、15日午前1時20分ごろ、江原麟蹄郡麟蹄邑加兒里(インジェグン・インジェウプ・ガアリ)内の河川で掘削機を運転して橋梁を渡ろうとしたペンション業主のファン某さん(52)が水に流されて行方不明になった。また、慶尚北道安東市一直面(キョンサンブクド・アンドンシ・イルジクミョン)カンエン里の国道5号線近くでは14日の集中豪雨によって山崩れが発生して車両通行がしばらく統制された。

また、全羅北道(チョルラブクド)地位の集中豪雨により、14日、完州郡飛鳳面泥田里(ワンジュグン・ビボンミョン・イジョンリ)内の野山で発生した山崩れが近くの住宅を遅い、ユ某さん(45、女)が死亡した。益山市礪山面(イクサンシ・ヨサンミョン)の礪山川の氾濫で、礪山青空市場内の70あまりの店舗が浸水した。百済武王と善花(ソンファ)公主との伝説で有名な益山彌勒山(ミルクサン)獅子寺の前庭と階段も崩壊した。忠清南道(チュンチョンナムド)地域は同日、豪雨注意報の中でたくさんの雨が降って、82人(33世帯)の被災者が発生した。中清北道(チュンチョンブクド)地域も週末に降った雨で、道内の住宅11軒が破損したり浸水し、7人の被災者が発生した。

4河川(錦江)整備事業の一つである公州市熊津洞(コンジュシ・ウンジンドン)の錦江歩道浸水被害に備えるため、施工会社のSK建設が13日から工事を中止した。また、14日午後1時40分から3時半まで工事現場に設置された土の入った袋で作った仮の土手の中に水を入れる充水作業を行った。SK建設の関係者は、「充水作業は豪雨で増えた川水が仮の土手を越えて工事現場を毀損することを防ぐため、内部に人為的に水を入れることで、一部の市民団体が主張する浸水とは性格が違う」と話した。SK建設側は河川の水位が下がると、水を抜いて工事を再開する予定だ。

気象庁によると、週末、全国的に局地性暴雨が降った原因は、雨雲の通路が韓半島の周辺に形成されたためだ。気象庁のユ・グンギ通報官は、「蒸し暑さをもたらす北太平洋の高気圧が弱まり、その端に乗って水蒸気が内陸に供給された」とし、「この水蒸気が北側の冷たい空気と会って暴雨雲が形成された」と説明した。気象庁は16日と17日にも忠清以南地域の随所で集中豪雨が降ると見通した。集中豪雨が止まる18日からは全国的に蒸し暑い日が続くものと見られる。



zozo@donga.com mhjee@donga.com