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北朝鮮製木箱地雷が爆発し民間人1人死亡 臨津江と江華島一帯で33個発見

北朝鮮製木箱地雷が爆発し民間人1人死亡 臨津江と江華島一帯で33個発見

Posted August. 02, 2010 08:10,   

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江華(カンファ)島と臨津江(イムジンガン)付近で北朝鮮製の木箱地雷33個が見つかったが、このうち1個が爆発し1人が死亡し1人が大ケガを負った。

7月31日の夜11時10分ころ、京畿道漣川郡百鶴面(キョンギド・ヨンチョングン・ペクハクミョン)の臨津江の支流であるサミ川の民間人出入り統制線(民統線)内で不法釣りをしていたハン某さん(48)と金某さん(25)が木箱地雷2個を拾って家に持ち帰ろうとする途中、1個が爆発した。この事故で、ハンさんが死亡し、ハンさんと5〜6メートル離れていた金さんは破片が腕に刺さる、顔にやけどを負った。

爆発事故が起きた直後、陸軍は1日午前から地雷探知機などの装備と40人の兵力を現地に派遣し、事故があった地点を中心に半径100メートルを捜索した結果、さらに17個の木箱地雷を見つけた。

前日の30日午前には、江華島西島面(カンファド・ソドミョン)の注文(チュムン)島、阿此(アチャ)島、乶音(ポルム)島一帯でも、臨津江で発見されたのと同じ種類の木箱地雷10個が見つかった。また1日午前には喬桐(キョドン)島、彌法(ミポブ)島、席毛(ソクモ)島などで4個が追加で発見された。

軍当局は臨津江で発見された地雷2個と江華島で見つかった地雷11個など、内部に爆薬が装着された木箱地雷13個を爆破処理したと明らかにした。残り19個の木箱地雷については、爆薬が入っていない空の箱だったという。

国防部は1日午前、西海(ソヘ)の軍通信ラインを使って、似たような事例が再発しないよう適切な措置を求める電話通知文を北朝鮮側に送った。



polaris@donga.com