
12・3非常戒厳が内乱に当たるとする裁判所判断を受けても、尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領は20日、「非常戒厳を宣言した私の判断と決定は、国家と国民のためのものだった」と改めて主張した。前日、内乱首謀の罪で1審で無期懲役を言い渡されたが、従来の立場を崩さなかった。
尹氏は同日、弁護団を通じて発表した声明で、「結果的に多くの挫折と苦難を経験させてしまったことについて、国民の皆さまに深くお詫び申し上げる」と述べた。一方で、「救国の決断を内乱に仕立て上げて中傷し、反対派粛清の契機にしようとする勢力は、今後もさらに勢いづくだろう」と主張した。また、一審判決については「(裁判部が)長期執権の目的で戒厳を宣言したという特別検察官の主張を裁判部が受け入れなかったのは救いだ」としつつも、「単に『軍が国会に行ったから内乱だ』という(裁判部の)論理は納得しがたい」と述べた。
控訴については「法と良心に基づく判断を期待しにくい状況で、控訴による法的争いにどれほど意味があるのか懐疑的だ」と語った。前日、懲役30年の判決に即日控訴した金龍顕(キム・ヨンヒョン)前国防長官と異なり、控訴を見送る可能性もにじませた。ただ尹氏側の関係者は「控訴の可否はまだ決めていない。容易に判断できる問題ではない」としている。
ソン・ユグン記者 big@donga.com





