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李大統領、「年齢じゃない、必要なのは考え方の若さ」

李大統領、「年齢じゃない、必要なのは考え方の若さ」

Posted July. 31, 2010 08:55,   

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李明博(イ・ミョンバク)大統領が30日、大統領府秘書官人事後初めて主宰した拡大秘書官会議で投げかけたメッセージは、「若い考え方」だった。

李大統領は、「公職者らも、時の話題となっている『世代交代』にあわせて仕事をしなければならない」と述べ、「年取った若者がいる一方で若い年寄りもいる。年齢で世代交代を論ずるのも重要だが、より必要なのは若い考え方だ。考え方が若くてこそ、若者らとの意思疎通もできる」と強調した。金姫廷(キム・ヒジョン)大統領府報道官が伝えた。

李大統領が触れた若い考え方とは、ほかならぬ「青年精神」や「挑戦精神」を意味していると、大統領府の関係者らは解釈した。

李大統領は会議のなかで、「最近、公職社会で最も危険な人々は、年取った若者だ」という趣旨の指摘も行ったという。これは40代後半や50代前半・半ばなどの生物学的年齢は重要ではなく、どのような考え方を持っているかがより重要だという意味で、今後の閣僚人事とあいまって注目を集めている。

李大統領は、内閣改造後の8・15独立記念日の演説の中でも、青年精神や挑戦精神をとりわけ強調するつもりだという。

一方、李大統領は、「8月25日は、政権の折り返し時期だ」と述べ、「ある人たちは2年半が過ぎれば、レームダック(権力基盤漏れの現象)のため、仕事をしづらいだろうと主張するが、私は違うと思う。最後まで、ベストを尽くして一所懸命に働くつもりだ」と強調した。

李大統領は、「この政府は政治資金などの問題では道徳的に潔白な状態でスタートした。今後も、一瞬も乱れることなく突き進むべきであり、私自身から揺らぐことなく働くつもりだ」と話した。また、「大統領府では、秘書官が一人でやりこなせることは多くない。関係秘書官同士の協力がうまくいってこそ、成果を出すことができる」と述べ、円滑なコミュニケーションや交流を促した。



yongari@donga.com