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ケリー米外交委員長「米朝高官級対話が必要」

ケリー米外交委員長「米朝高官級対話が必要」

Posted July. 29, 2010 07:20,   

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ジョン・ケリー米上院外交委員長は27日(現地時間)、韓半島の平和のためには、対北朝鮮抑止態勢だけでなく、外交的な対話もともに模索する必要があると明らかにした。ケリー委員長は、北朝鮮の実質的な非核化意志を確認するには、米朝高官級対話が必要だと強調した。

ケリー委員長は同日、米議会で開かれた韓半島平和安保フォーラムのセミナーで配布した特別演説文で、「北朝鮮のいかなる攻撃も抑止し防衛する万全の態勢を整えつつ、同時に冷戦体制のくびきから解放されていない韓半島の安保問題を抜本的に解決するための平和的な交渉による解決策も追求する必要がある」と明らかにした。

平和安保フォーラムに招待されたケリー委員長は、別の日程のためフォーラムに出席できず、演説文はフランク・ジャヌージ上院外交委専門委員が代読した。

またケリー委員長は、「韓半島の恒久的な平和を構築しなければならない。天安(チョンアン)艦事件で韓国と米国が節制した対応をしたのもこのためだ。できるだけ早く北朝鮮との対話再開に向けた方法を講じることが、これまで以上に重要だ」と強調した。

そして、「北朝鮮当局との直接的で率直な高官級対話だけが、韓国や米国、国際社会の責任ある当事者たちとの関係改善を北朝鮮が真剣に考えているのかどうかを確認できる唯一の方法だ」と主張した。

ケリー委員長は、さらに「オバマ政府の対北朝鮮政策を指す『戦略的忍耐』が『戦略的無関心』政策になってはならない」とも指摘した。特に、「持続的な外交関与(engagement)政策が北朝鮮の危険で不安な行動パターンの変化を誘導する最善の案だという事実を忘れてはならない」と強調した。



yhchoi65@donga.com