李明博(イ・ミョンバク)大統領は19日、第3期内閣が発足してから開かれた初の首席秘書官会議でベトナム人新婦殺害事件について深く哀悼の意を表した。
李大統領は同日、「殺害されたタクティ・ファン・ウンオク氏の両親が訪韓した際に、直接会ってお悔やみを申したいと思ったが、都合が合わず会えなかったので残念だ。今回の事件のように、よい結婚ではない『偽りの結婚』がなされないように関係省庁が(法と制度を)きちんと整備すべきだ」と述べたと金姫廷(キム・ヒジョン)大統領府報道官が伝えた。
李大統領は、「韓国とベトナムの友好な関係が傷つくのではないか心配だ」と、朴錫煥(パク・ソクファン)在ベトナム大使が現地の遺族を尋ね、自分の代わりに弔問するように指示した。
鄭雲燦(チョン・ウンチャン)首相も、同日同事件について「国格という言葉に触れる事さえ恥ずかしい。国格の以前に人間関係の基本を損ねる重大な問題だ」と指摘したと金昌榮(キム・チャンヨン)首相室広報室長が伝えた。李貴男(イ・クィナム)法務部長官は、同日トゥラン・トゥロン・トゥアン在韓ベトナム大使を通じ、遺族に慰労金を渡した。
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