ＫＢ金融持株の会長内定者「国民銀行頭取は内部から抜擢」

ＫＢ金融持株会長に内定した魚允大（オ・ユンデ）氏は８日、会長就任後１０日以内に内部から次期国民（ククミン）銀行頭取を選任する考えを明らかにした。

魚氏は、同日「金融産業の未来」フォーラムで、記者たちに会い、「次期国民銀行頭取は、銀行の内部から抜擢する」として、このように述べた。これは、姜正元（カン・ジョンウォン）国民銀行頭取の中途退任による業務上の空白を最小化するための措置として受け止められる。魚氏が、次期国民銀行頭取の人事について公に触れたのは初めて。

魚氏は、「外部から頭取の候補をめぐって請託を受けたことがなく、頭取候補が３人に絞り込まれたという一部マスコミの報道もまったく事実ではない。次期頭取は、能力中心に選ぶものの、行員たちの意見を反映するつもりだ」と述べた。

魚氏は１３日、臨時の株主総会で正式に会長として就任することになり、姜頭取は株主総会直後辞任する予定だ。

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