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「苛酷捜査予防」供述録画室を900室増設

「苛酷捜査予防」供述録画室を900室増設

Posted July. 05, 2010 03:55,   

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警察庁は、最近のソウル陽川(ヤンチョン)警察署拷問疑惑事件のような捜査過程での苛酷行為を予防するために、全国の警察署に供述映像録画室を900あまり新たに設置する計画だ。

警察庁は3日、姜熙洛(カン・ヒラク)長官が出席した会議で、このような内容の「捜査時被疑者人権保護方案」を作成し、5日に全国の地方警察署長会議を経て発表する予定だ。

供述映像録画室には、捜査の過程をすべて外部で音声と映像で録画する装置と監視カメラ2台が設置され、捏造や録画映像の削除などを防止することができる。

警察はまず、捜査時の被疑者の人権保護に向けて、現在、全国472の供述映像録画室を段階的に増やし、捜査関係者10人当たり1室の割合で1472室に拡充する計画だ。これにより、現在、全国244の警察署に2室程度の供述映像録画室が、警察署1署当たり6室に増える。警察は、1室当たり2000万ウォンの供述映像録画室を設置するために予算10億ウォンを割り当て、大都市を中心に50室を設置する予定だ。

警察は、取り調べの過程で苛酷な行為の素地がある麻薬犯罪などの凶悪事件の場合、今年から供述映像録画室の使用を義務づけることにし、段階的にその他の犯罪にも適用する方針だ。



pjw@donga.com