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一つになった夢、眠れなかった夜 未明キックオフのナイジェリア戦

一つになった夢、眠れなかった夜 未明キックオフのナイジェリア戦

Posted June. 23, 2010 03:06,   

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サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の1次リーグB組第3戦、韓国とナイジェリア戦が行われた23日未明、サッカーファンは全国で眠れぬ一夜を過ごした。韓国の史上初の遠征ベスト16入りを祈願する市民らは、午前3時半から始まったナイジェリア戦を自宅や街角、キャンプ場で応援戦を展開した。

警察はソウル広場やCOEX前の永東(ヨンドン)大路にそれぞれ6万人と5万人が繰り出したのをはじめ、全国で約43万人が未明の応援に参加したと推算した。ソウル市庁前のソウル広場や街角応援の新しいメッカとして浮上したソウル江南区三成洞(カンナムグ・サムソンドン)のCOEX前の永東大路一帯は、試合が始まる数時間前から応援に出かけた市民でごった返しになっていた。

インターネットには未明の時間帯に街角応援の場所へ行ける方法を聞く書き込みが相次いだ。ソウル市は市民らが公共交通を利用して応援場を訪れることができるようバスや地下鉄の運行時間を延長した。地下鉄は23日午前2時まで、バスは応援場経由路線の場合、応援場到着基準で午前4時まで延長運行された。

未明に試合が行われたため、キャンプ場や健康ランド、ホテルなど宿泊が可能な所での応援がいつにも増して熱かった。ソウル漢江(ハンガン)公園の蘭芝(ナンジ)キャンプ場は、1泊2日でキャンプを楽しみながら応戦に取り組んだ人々で一杯だった。数日前には予約が完了したホテルなど、宿泊施設も応援客で賑わった。

企業が主管する応援戦も変わらない熱気だった。SKテレコムは第1、2戦と同じく、ソウル瑞草区(ソチョグ)の漢江市民公園盤浦(バンポ)地区の大型人工島「フローティングアイランド」に舞台を設置した。22日の午後8時から始まった公演は、夜の十二時が過ぎ、歌手のサイ、キム・ジャンフンらが参加した「深夜コンサート」が開かれ、さらに盛り上がった。



minki@donga.com