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運命のナイジェリア戦、3つのチェックポイント

運命のナイジェリア戦、3つのチェックポイント

Posted June. 21, 2010 07:47,   

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「鋼鉄体力でナイジェリアを越える」

サッカーの韓国代表チームが23日午前3時30分、南アフリカ共和国ダーバンのモーゼス・マビダ・スタジアムでナイジェリアとグループリーグB組の最終戦を行う。1勝1敗の韓国は、同時間アルゼンチンがギリシャに敗れないという仮定の下で、ナイジェリアを下すとベスト16入りを果たせる。しかし、ナイジェリアに敗れると脱落であり、引き分けるとアルゼンチンとギリシャ戦の結果次第に違ってくる。

●「強い体力の太極戦士」を信じる

既に尾紺割れたB組の2試合を比較すると、体力の面では韓国がナイジェリアを圧倒する。韓国は12日のギリシャ戦で廉基勳(ヨム・ギフン=水原)がフルタイムの間1万1419メートルを走るなど、ベンチメンバーまで合わせて10万9017メートルを走った。17日のアルゼンチン戦の時は、朴智星(パク・チソン=マンチェスター・ユナイテッド)が1万788メートルを走るなど、計10万3086メートルを走った。

反面、ナイジェリアは初戦のアルゼンチン戦の時9万3549メートル、ギリシャ戦では8万5795メートルを走った。第1戦の時はサニ・カイタが1万121メートル、第2戦の時はハルナ・ルクマンが1万176メートルを走ったのが一番長く走った距離。第2戦の時、カイタが退場されたことを勘案しても、韓国よりは試合当たり1万メートル以上少なく走った。それほど韓国は休まず走り圧迫を強くしたという話だ。

●競技場はナイジェリアのホーム

ダーバンは南ア共でも代表的なナイジェリア移住民の密集地域だ。人口350万人の南ア共第3の都市で、アフリカで活気に満ちている貿易・港都市であり、観光・休養都市でナイジェリアの労働者が多く住んでいる。競技場近くは黒人密集地域で、ダーバンの代表的な犯罪多発地域でもある。試合当日、太極戦士らは黒人の一方的なナイジェリア応援を勝ち抜かなければならない。

●自信は韓国が上

アルゼンチンに1−4で負けたものの、太極戦士らは「最初からアルゼンチンは捨てるカードだった。ギリシャとナイジェリアを取ってベスト16入りするのが当初の目標だったため、大きな問題はない」と口を揃えた。20日、ラステンバーグ・オリンピアパークで軽くウォーミングアップをしてから、足蹴(チョック)でコンディションを押し上げる練習を行った選手らはみんな自信に満ちていた。

ナイジェリアは2連敗を喫してやや落ち込んでいる。ダーバンの応援を味方につけるだろうか、負傷選手も増えて雰囲気はあまり良くない。ただし、韓国を下してアルゼンチンがギリシャに勝つとベスト16入りの可能性があるため、総力戦で臨むものと予想される。

●1勝1分け4敗、1次リーグ最終戦のジンクスを乗り切れ

韓国は第3戦が行われなかった1954年のスイスW杯と勝利した02年の韓日W杯を除けば、5度のW杯最終試合で1分け4敗だ。このジンクスを破ってこそ史上初の遠征16入りを達成することができる。代表チームは20日、ダーバンへ移動して最終準備に入った。



yjongk@donga.com