Go to contents

SKと斗山、序盤の好成績は外国人エースのお陰

SKと斗山、序盤の好成績は外国人エースのお陰

Posted April. 23, 2010 02:24,   

한국어

今季開幕戦では、外国人投手6人が先発登板した。SKの門倉健、斗山(トゥサン)のケルビン・ヒメネス、ハンファのホーセ・カペヤン、KIAのアキリノ・ロペズ、ロッテのライアン・サドスキ、LGのエドガー・ゴンザレスがマウンドに立った。歴代最多だった。三星(サムスン)のユン・ソンファンとネクセンのクム・ミンチョルの二人だけが韓国人投手だった。

開幕戦の先発は、一般的にチームのエースが出てくることから、専門家たちは、今季はどの年よりも外国人投手たちの活躍が目立つだろうと予測しだ。しかし、各チームが18〜20試合をこなしている20日現在、確実なエースの仕事ができているのは、門倉とヒメネスくらいだ。

門倉は1996年、日本プロ野球の中日に入団し、近鉄−横浜−読売を経験しながら13年間、通算76勝82セーブに平均自責4.36の成績を挙げている。昨年から韓国に渡り、8勝4敗に平均自責5.00を記録した。際立つ活躍ではなかった。しかし、金星根(キム・ソングン)監督の下で強烈な勝負根性を身に付けた。彼は、「以前は何勝を挙げたいと具体的に思ったことがなかった。しかし今年は20勝を挙げて優勝に貢献した」と話すなど、昨年とは態度が一変した。序盤ではあるが、門倉の成績は際立つ。20日までに4試合に登板していずれも白星で飾った。多勝部門単独首位だ。昨年8月15日のハンファ戦以降の7連勝でもある。

ヒメネスの活躍も注目されている。5試合に登板して3勝1敗とチーム内多勝首位だ。開幕戦の白星を含めて3連勝を飾ったが、18日のロッテ戦では5回と3分の2を投げて12安打8失点で崩れ、初黒星となった。しかし、斗山の金卿文(キム・ギョンムン)監督は、「ロッテ戦の8失点が良い薬になるだろう。韓国野球を侮らなくなり、さらなる準備をするだろう」と信頼を示した。

SKと斗山は、07年から欠かさずポストシーズンに進出している。SKはエースの金広鉉(キム・グァンヒョン)が復活したうえ、門倉の活躍に支えられて首位に立った。斗山も安定感を欠いていた金善宇(キム・ソンウ)が仕事を全うしているうえ、ヒメネスが加わってから07年のリオス−ランドル以来のワンツーパンチの先発陣が築かれた。

一方でロッテのライアン・サドスキとハンファのホーセ・カペヤンは、並んで5試合に登板したが、白星無しの4敗だけだ。ネクセンのアドリアン・バーンサイドも5試合先発登板で1勝3敗に止まっている。シーズン序盤であるが、外国人投手たちの成績がチームの順位を左右している格好だ。



why@donga.com