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「カーバー手術」で解任された教授二人、教科部が復職命令

「カーバー手術」で解任された教授二人、教科部が復職命令

Posted April. 22, 2010 02:57,   

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教育科学技術部(教科部)は、建国(コングク)大学・医学部・胸部外科の宋明根(ソン・ミョングン)教授の「カーバー(CARVAR)手術」を巡る安全性問題を提起して解任された建国大学医学部・心臓内科の教授らに対し、彼らを復職させるべきだという決定を下した。

教科部・教員訴請審査委員会は20日、ユ・ギュヒョン教授とハン・ソンウ教授が、建国大学を相手に起こした解任処分の取り消し訴請審査請求について、「2人の教授が提起した教員懲戒委員の忌避申請を建国大学は受け入れておらず、処分の手続きに反している」とし、「建国大学による2人の教授への解任処分を取り消す」と明らかにした。

委員会は決定文の中で、「建国大学は、2人の教授から忌避申請を受けた委員も、忌避するかどうかを決定する議決に参加させ、私立学校法の施行令を違反した」と明らかにした。

建国大学は、心臓内科の2人の教授に対し、彼らが2度に渡り、食品医薬品安全庁に対し、カーバー手術を受けた患者の副作用や異常反応についての報告書を提出し、病院の対外的信頼性を損ねたとして、2月15日付で解任していた。

決定文が送付されれば、建国大学はひとまず、2人の教授を復職させなければならない。決定に不服の場合は、到着日から30日以内に行政訴訟を起こすことができる。今回のように手続き上の問題により、解任処分が取り消されただけに、大学側は手続きを補完し、再び処分を行う可能性もある。