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金ギルテ容疑者、留置所で他の被疑者に法的諮問

金ギルテ容疑者、留置所で他の被疑者に法的諮問

Posted March. 23, 2010 02:58,   

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李ユリさん(13)殺害事件の金ギルテ容疑者(33)は19日、釜山(ブサン)拘置所に収監される前に、沙上(ササン)警察署・留置所の仲間らに、さまざまな法律的な諮問を行っていたことが分かった。

金容疑者は18日午後、沙上署・8号室の同僚の一人が、「ひき逃げ容疑で逮捕された。逮捕は初めてなのでどうすればいいか分からなくて心配だ」と悩みを打ち明けると、「拘束適否審」をその代案として示した。「それは何か」という質問に対しは、「裁判所が、拘束が適しているかどうかを審査した後、不当なら拘束された被疑者を釈放する制度だ。嘆願書を出し、被害者と示談した後、示談書を提出すればいい」と、手続きまで教えた。

17日は、報復の暴行容疑で留置所に入った仲間に、「示談が成立すれば、簡単に釈放される」とアドバイスした。留置人の保護官には、「最近は、留置所の施設がよく整っている。罪人に過度なほどよくしてくれているじゃないか?この人たち(留置所の同僚)によくしてくれよ」という冗談まで飛ばしたと、警察は伝えた。

金容疑者はこれに先立ち、弁護人に対して、精神医学の専門用語である「乖離現象」に触れながら、自分の精神病歴を強調したこともあるという。警察の関係者は、「金容疑者は以前、性犯罪の裁判の際、何度も嘆願書を出したことがあり、暴行事件にも数回関わったことがある」とし、「11年間、学校(刑務所)での生活を通じ、法の穴を探す方法を身につけたようだ」と話した。

一方、事件を引き受けた釜山地検は、19日と22日の2日間、金容疑者を取調べたが、金容疑者は相変わらず容疑を否定しているという。

検察は、国立科学捜査研究所やソウル大学・法医学研究所に、李さんの遺体の解剖結果に対して再鑑定を要請する計画だ。金容疑者は現在、釜山拘置所で4、5人の収監者と一緒に過ごしている。



toto@donga.com