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警察、民主労働党のサーバーを押収捜索

Posted February. 05, 2010 08:43,   

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全国教職員労働組合(全教組)の指導部の大多数が民主労働党(民労党)に加入して組織的に不法政治活動を行ってきたことが明るみに出た。

4日、東亜(トンア)日報が入手した「全教組と公務員労組組合員出席要求対象者リスト」によると、警察の出席要求対象者293人の中で全教組の組合員は190人、残りの103人は公務員労組の組合員であることが分かった。

特に、全教組の場合、100人前後の全教組中央本部幹部の中で、チョン・ジンフ委員長やイム・チュングン事務処長をはじめ、本部の政策室長、宣伝広報室長、チャム教育室長、教育委員長ら主要幹部48人が対象に含まれた。ソウル本部だけでなく、全国の地域幹部も大挙捜査対象に入れられた。16の市道支部長のうち、京畿(キョンギ)支部長ら13人が出席要求対象となっており、それぞれの支部の副支部長12人も出席の通報を受けている。他にも、26人の支会長や34人の支部局長、16人の支部委員長に対しても不法的な政治活動を行った疑いが持たれている。

警察の関係者は、「全国的に指導部クラスの幹部らが一様に党員に加入した疑惑を考慮すれば、全教組内部の組織的な決定があったものと見られる」と話した。

行政安全部は公務員の党員加入と不法政治活動が事実と判明した場合、全員を罷免か解任すると明らかにしており、全教組幹部らが組合員の資格を失うことになれば、執行部の空白状態が生じる可能性もある。

公務員労組の場合、金ソンリョン全国統合公務員労組副委員長やヒョン・インドク元民主公務員労組副委員長らが捜査対象に含まれたが、幹部級は10人前後に過ぎないことが分かった。公務員労組の出席要求対象者103人は大多数が地方自治体所属で、裁判所公務員労組組合員は対象に含まれなかった。

一方、事件を捜査しているソウル永登浦(ヨンドゥンポ)警察署は同日、民労党のホームページのサーバーがある京畿道城南市盆唐区(ソンナムシ・ブンダング)のKTインターネット・データ・センターに対し押収捜索を行った。警察は、民労党のインターネット投票システム(vote.kdlp.org)のサーバーから全教組と公務員労組の組合員らが民労党の主要懸案に対し、党員の資格で投票を行った記録を確保した。



image@donga.com zozo@donga.com