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北朝鮮人権関連の陳情3件、人権委が全て却下

北朝鮮人権関連の陳情3件、人権委が全て却下

Posted January. 21, 2010 08:29,   

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玄炳哲(ヒョン・ビョンチョル)国家人権委員長の就任後、初めて受け付けられた北朝鮮の人権関連の陳情要請が全て却下された。人権委は20日、国家機関で初めて北朝鮮政治犯収容所の実態調査結果を発表したが、実際、北朝鮮の人権と関連した調査と勧告に応じなかったことが確認された。

「北朝鮮拉致被害者家族の集まり」のチェ・ソンヨン代表は、「昨年8月、人権委に提出した『パク・ワンジャさん金鋼山銃撃死亡事件』や『国軍捕虜共同調査』など3件の北朝鮮関と関連した人権陳情が最近、全て却下されたという通知を受けた」と20日、明らかにした。

チェ代表など、北朝鮮拉致被害者家族の集まりは、昨年8月、金鋼山で銃撃され、死亡したパクさんと、開城(ケソン)工業団地で監禁されたユ・ソンジンさんらに対する北朝鮮側の謝罪を要求し、北朝鮮人権陳情を提出した。これに合わせ、南北政府が共同で国軍捕虜の生存を調べてほしいという陳情も出した。

これに対し、人権委は、「北朝鮮を調べなければならないなど、法的・現実的な限界を考慮し、却下を決定した。ただ、人権委が、北朝鮮の人権について積極的に意見表明をしてほしいという要請は、今後参考にする」と話した。

チェ代表は、「北朝鮮で住民の人権が、余りにもないがしろにされているという考えから陳情を出した」とし、「今回、却下された陳情は、直ちに出し直す」と話した。



jmpark@donga.com