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実弾射撃、日本人男性にとくに人気だった

実弾射撃、日本人男性にとくに人気だった

Posted November. 16, 2009 08:32,   

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国内の室内実弾射撃場は、韓国を訪れる日本人の主な観光コースである。14日、火災が発生して死者・負傷者が出た釜山(プサン)の室内実弾射撃場も普段から日本人観光客が大勢訪れるところだった。日本は第2次世界大戦を起した「戦犯国家」で、実弾を使う営利射撃場が法的に禁止される。また、徴兵制で軍隊で銃を撃ってみることができる韓国とは違って、日本は募兵制なので、実弾射撃の経験がある男性が少なく。このため、日本人男性の間で、一味違う経験ができる実弾射撃場が人気を集めているそうだ。

15日午後、ソウル中区明洞(チュング・ミョンドン)のある射撃場では、前日の事故にも関わらず、3〜4人の日本人観光客が防弾チョッキとゴーグルを着用して順番を待っていた。射撃場内の非常口は2ヵ所、出入り口は1ヵ所。射撃台の床はゴムで、発射台間の仕切りは布で覆われていた。射撃場の関係者は、「防音壁は耐煙素材を使い、警察が毎日随時に来て点検する」と話した。

ソウル松坡区蚕室洞(ソンパグ・チャムシルドン)のロッテワールド内にある室内実弾射撃場にも客足が絶えなかった。射撃ブースの中は防音装置を徹底していたため、密閉されていた。ブースの外にも窓がなく、火事が起きた時は煙が抜け出ることが難しい構造だった。発射台の前には銃口から出てくる火が散って、火災になることを防ぐために水が溜めてあった。

警察庁・生活安全局の銃砲火薬係によると、公式登録されている射撃場は全国に118ヵ所(選手向けを含めて9月末基準)で、△空気銃・小銃・拳銃の全てが撃てる総合射撃場が15ヵ所△選手用の空気銃射撃場が91ヵ所△石弓、クレーシューティングなど、その他の射撃場△観光用拳銃射撃場が8ヵ所だ。今度の事故が発生した釜山室内射撃場は、観光用拳銃射撃場で、ソウルに3ヵ所(蚕室、明洞、江北)、釜山に4ヵ所、慶州(キョンジュ)に1ヵ所ある。



zozo@donga.com