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韓米FTA批准めぐり、米議会で相反する二つの動き

韓米FTA批准めぐり、米議会で相反する二つの動き

Posted November. 09, 2009 09:06,   

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オバマ米大統領の訪韓(18、19日)を控え、米国で韓米自由貿易協定(FTA)の批准をめぐり、錯綜する声が流れている。

ローレンス・サマーズ米国家経済会議委員長は6日(現地時間)、「米国政府は、韓米FTA批准のために準備している」と明らかにした。サマーズ委員長は同日、ワシントンのウィラード・インターコンチネンタルホテルで開かれた第22回韓米財界会議総会で、「米国政府が健康保険改革のために、韓米FTA批准のために何もしていないように見られているが、実際は準備している」として、このように話した。

同日、共和党と民主党下院議員88人は、オバマ大統領に韓米FTA批准を求める書簡を送った。彼らは書簡で、「韓米FTAを推進することができない場合、米国の競争力と雇用に及ぼす影響が憂慮される。李明博(イ・ミョンバク)大統領との首脳会談を控え、オバマ大統領は韓米FTA議会の検討の準備をすべきだ」と求めた。彼らは、「韓米FTAは、米国の15年間の交渉の中で最も利益が多い協定になるだろう」と強調した。

いっぽう、米自動車産業の本山としてGMとフォードの本社が位置するミシガン州出身の議員ら12人の上下院議員は6日、米通商代表部(USTR)のロン・カーク代表に、韓国の自動車市場の追加開放を要求する書簡を送った。議員らは書簡のなかで、「韓国はこれまで非関税障壁で外国産自動車を追い出してきた。韓米FTAを修正する必要がある」と求めた。そのうえで「オバマ政府は、米国産自動車が公正な舞台で競争できるよう力を尽くさなければならない」と主張した。



yhchoi65@donga.com swon@donga.com