Go to contents

逆転優勝の崔羅蓮、3大会ぶり2度目の優勝

逆転優勝の崔羅蓮、3大会ぶり2度目の優勝

Posted November. 02, 2009 08:45,   

한국어

「美人ゴルファー」崔羅蓮(チェ・ナヨン、22=SKテレコム)が米女子プロゴルフ(LPGA)ツアー、ハナバンク・コロン選手権で優勝を果たした。

崔羅蓮は1日、仁川(インチョン)スカイ72ゴルフクラブ・オーシャンコース(パー72)で閉幕した最終3ラウンドで、ノーボギーで5バーディ5アンダーをマークし、通算10アンダー、206打で首位に立った。チャンピオン組で一緒に回ったヤニ・ツエン(台湾)とマリア・ヨース(スウェーデン)に1打差をつけての劇的な勝利だった。優勝賞金は22万5000ドル(約2億6000万ウォン)。崔羅蓮は9月、三星(サムスン)ワールド選手権で55度目の挑戦の末に初優勝を飾った後、わずか3大会ぶりに2勝目を勝ち取った。また、この2年間、外国人選手に譲った同大会の優勝トロフィを取り戻した。

崔羅蓮は、「ホームで行われた大会であるだけに、大韓民国の自尊心を守りたかった。大勢のギャラリーの皆さんの応援が大きな力になった」と喜んだ。

ヨールと首位タイで18番ホール(パー5、500ヤード)を始めた崔羅蓮は、ツーオンを決心したように、ドライバーで豪快な長打を打った。ピンまでの残りの距離は211ヤード。19度のハイブリッド・クラブで飛ばした2番目のショットはグリーンのすぐ前に落ちた。

この時、まるで時計を2ヵ月前に戻したように、三星ワールド選手権の最終日の18番ホールと似たような状況が演出された。崔羅蓮は当時首位だった宮里愛(日本)がツーオンを狙ったものの、グリーンの左側の池にボールを落として、逆転優勝のチャンスをつかんだ。崔羅蓮は58度ウェッジでボールをコップのすぐそばに寄せて、簡単にバーディを奪った。ヨールは4番目のショットをグリーンに乗せてパーでフィニッシュした。1打差の3位タイだったヤニ・ツエンもツーオンを試みたが、グリーンの左側のバンカーにボールを落とした後、バーディーを奪って2位タイにつけた。

崔羅蓮は、「一度も優勝できなかった時は、何故か不安で緊張していた。ところが、最近は自信が持てるようになった。失敗という言葉は頭の中から消えた」と話した。

今年の選手賞と賞金王をはじめ、多冠を狙っている申智愛(シン・ジエ、21、未来アセット)は、前日17位タイから6位(3アンダー、213打)までスコアを伸ばした。今年の選手のポイントで141点を得て、44位タイ(6オーバー)に止まったロレーナ・オチョア(131点、メキシコ)との格差をさらに広げた。

ホン・ラン(マンシングウェア)は4位(6アンダー)、金誦煕(キム・ソンヒ、21)は5位(4アンダー)、朴セリ(32)と朴仁妃(パク・インビ=SKテレコム)は7位タイでトップ10入りを果たした。



kjs0123@donga.com