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朴槿恵氏「政治は約束」…親李「自尊心争いをしている時か」

朴槿恵氏「政治は約束」…親李「自尊心争いをしている時か」

Posted November. 02, 2009 08:45,   

●親李系「政府案を見て決めよう」

与党ハンナラ党指導部は、これまで世宗(セジョン)市問題に関する公式的な対応を避けてきた。10・28再補欠選挙直前に、鄭夢準(チョン・モンジュン)代表と安商守(アン・サンス)院内代表が数回にわたって世宗市原案固守が党論だと強調しただけだ。鉠海珍(チョ・ヘジン)報道担当は1日、記者団に対して、「政府が代案を出せば内容を十分に見て、何が忠清(チュンチョン)地域と国家発展に有利なのか党内の意見を集約していく。世宗市問題は政府案をまず見ようというのが、党内の大方のムードだ」と伝えた。

これと関連して、李明博(イ・ミョンバク)大統領と鄭代表の2日の非公開の朝食会会合が注目される。世宗市問題について話し合われる可能性があるためだ。李大統領と鄭代表がオープニングを公開せず、すぐに非公開会合に入るのは初めてのことだ。鉠報道担当は、「(世宗市問題は)焦眉の関心事であり、避けることはない。鄭代表が党の意思を総合して意見を伝えるだろう」と話した。

世宗市原案の変更が避けられないと主張してきた親李系議員らは、朴元代表の発言に反発している。世宗市法改正案を発議した林東奎(イム・ドンギュ)議員は1日、「世宗市法案は、05年3月に議員総会でも否決されたが、当時党指導部が私立学校法など他の法案と抱き合わせて与党と合意した懸案だ。李明博大統領も大運河公約で500万票差で当選したが、その公約を今推進できずにいるではないか」と反問した。「国民との約束」という朴元代表の主張を真っ向から反論したのだ。車明進(チャ・ミョンジン)議員も、「今は抽象的な案で派閥間の自尊心争いをしているかのようないざこざを起こす時ではない。政府の具体的な代案で、国民に選択を受けるべき時だ」と話した。いっぽう、首都圏の当選1回のある親李系議員は、「与党で調整されずに世宗市問題が起こり、結局『原案か修正か』という論議に進まざるを得ず、そうなれば修正論側の立場が不利になる恐れがある」と憂慮した。

●親朴系「国民との約束を守らなければ」

親朴系議員らは、鄭首相と親李系に対する不満を述べた。「世宗市問題が論議になり、10月の再補選で敗北したが、まったく反省していない」という不満の声も出た。

朴元代表の報道担当の李貞鉉(イ・ジョンヒョン)議員は、「世宗市問題は、数十ヵ月にわたって与野党間で悩み、論議の末に立法に至ったが、鄭首相はいつから首相になったのか。首相が案を出すと言うが、考えもしっかり整理せずに国民との約束から覆すというのか」と述べた。

親朴系の金善東(キム・ソンドン)議員は、「2度の大統領選挙の敗北後、全羅道(チョンラド)と忠清圏の連帯の中ではハンナラ党が再び政権を取ることは難しいという切迫感から、世宗市法が処理された。鄭首相が事情を知らずに世宗市問題を機能性と効率だけで接近しては困る」と述べた。そして、「忠清道民が行政省庁の移転だけでは足りず、修正を要求すれば、その時に修正手続きを踏んでも遅くない」と述べた。

世宗市に対する現実的な解決策もなく、鄭首相中心に議論が進んでいることに対する不満も大きかった。ある親朴系議員は、「メディア関連法と違って、世宗市問題は野党が結束しており、与党内の意見の食い違いもあって、現実的に法案可決は難しいのではないか。忠清圏の地方自治体首長が断髪し、忠清圏出身の議員が議員辞職を掲げれば、突破が可能だろうか」と述べた。そして、「鄭首相が公論化の過程を経ずに個人の見解を語ることは、手続き上適切ではない」と強調した。

●野党、世宗市の修正は不可

民主党は、先週の補欠選での忠清北道(チュンチョンプクト)地域の勝利を機に、世宗市原案推進問題を本格的に争点化している。選挙を通じて、忠清圏の民心が世宗市原案の推進を表明しただけに、推進を要求していく戦術とみえる。

丁世均(チョン・セギュン)代表は1日午後、忠清南道燕岐郡(チュンチョンナムド、ヨンギグン)の行政中心複合都市建設庁の前で、世宗市原案の推進を求めてハンガーストライキをしている民主党の公州(コンジュ)・燕岐(ヨンギ)地域委員長と扶餘(プヨ)・青陽(チョンヤン)地域委員長を訪れた。丁代表は、「ハンナラ党の李明博政権は、卑怯で堂々としていない。李大統領が直接出てこなければならない。首相を仕向けて国論を分裂させ、この地域を混乱させることは、明確な誤りだ」と批判した。

また、「大統領が代わったからと言って、すべてを覆すことは民主主義ではない。今後、行政中心複合都市を変質させようとする試みに対しては、あらゆる努力を動員して阻止する」と強調した。丁代表は、これに先立ち、同日午前の記者懇談会で、「その(忠清)地域出身の首相を起用して、その人の口と手を通じて世宗市を白紙化することは、卑怯で幼稚だ」として、李大統領と鄭首相を非難した。

鄭代表の同日、忠清南道地域の訪問に同行した安熙正(アン・ヒジョン)最高委員は、「ハンナラ党と李明博政権が世宗市原案を修正するなら、深刻な危機局面に直面するだろう」と加勢した。

民主党は、院内でも積極的に同問題を争点に浮上させる方針だ。対政府質問に先立ち、4日に交渉団体代表演説に立つ李康來(イ・ガンレ)院内代表は、政府の世宗市原案修正方針を強く批判する予定だ。

自由先進党の世宗市白紙化阻止非常対策委員会は30日、世宗市法案を発議したハンナラ党議員10人を「世宗10敵」と規定し、対与党闘争の水位を上げた。自由先進党は、2日から忠清南道地域を中心に大規模集会を開く案を検討するなど、大々的に世論集めに乗り出す計画だ。



needjung@donga.com surono@donga.com