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柳明桓長官「北のコンテナ押収は安保理決議の履行」

柳明桓長官「北のコンテナ押収は安保理決議の履行」

Posted October. 09, 2009 08:08,   

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柳明桓(ユ・ミョンファン)外交通商部長官は8日、国家情報院と海洋警察庁が最近、釜山(プサン)新港で北朝鮮と関わりのあるコンテナ4個を押収したことについて、「国連安全保障理事会の決議1874号を履行する過程の一つだと見ればよい」と述べた。

柳長官は同日、ソウルの外交通商部(外交部)の庁舎で開かれた定例の記者会見で、「近いうちに関係機関の発表があるだろう」とし、このように述べた。しかし柳長官は、「(コンテナの押収が)情報事項であり、捜査が進行中であるので、具体的な内容は明らかにできない」と付け加えた。

柳長官の発言は、北朝鮮のコンテナの押収が国連安保理の決議が決めた対北朝鮮制裁措置に韓国が積極的に従っていることを確認したものだ。安保理の決議は、北朝鮮の大量破壊兵器(WMD)関連物品の輸出入を制限し、金融制裁に向けた国際協力を明示している。

また、温家宝中国首相の訪朝中に出た金正日(キム・ジョンイル)総書記の「条件付きの6者協議参加」の発言については、「北朝鮮の真意がまだはっきりしていないだけに、5者間協議の重要性がますます高まっている」と述べた。さらに、「北朝鮮は対話をする考えがあることを示しながらも、核開発の活動を続ける2つの顔を持っている」とし、「対話と制裁を並行する『ツートラック・アプローチ(二重接近)』を継続するというのが5ヵ国の共通した意見だ」と述べた。



spear@donga.com