多文化家庭の子どもが正式に教育を受けられる最初の正規学校の設立が進められる。市民団体の「地球村サランナヌム(愛の分かち合いという意)」は27日、同団体が中心となった「国際多文化学校設立準備委員会」が最近、小学校の教育課程を運営する「国際多文化学校」を首都圏に建てることを暫定決定し、実務作業に入ったと発表した。
金聖二(キム・ソンイ)元保健福祉部長官と申相珍(シン・サンジン)ハンナラ党議員が共同代表を務める準備委員会は、11年の開校をめどに首都圏で用地を購入し、約350人の生徒が学習できる校舎や寮、運動場、体育館などを建てる計画だ。約50億ウォンに達する建立費用は、機関や個人の募金で充てられる。この学校が正規学校として政府の公式認可を受けると、国内初の多文化家庭の子女向けの教育機関となり、卒業生が学歴を認められるようになる。李ソンヒ地球村サランナヌム副代表は、「政府の認可を推進しているが、まだ不透明な状況だ」とし、「認可が出ない場合は、代案学校の形ででも学校を設立する」と話した。
国際多文化学校は、多文化家庭の特性を考慮し、従来の学校と差別化した教育課程を提供する計画だ。学習の基礎となる韓国語の教育に尽力すると同時に、親の国の言葉も教えて家庭内のコミュニケーションの円滑化を図るということ。ひいては、生徒らを特殊言語の特技者に育てることに重点を置くことになる。準備委員会は、ほとんどの多文化家庭が経済的に困っているだけに、6年間、全額無償教育が受けられるようにする計画だ。
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